2021/02/27
ニュープロダクツ
日立システムズは、5Gなどの次世代無線通信技術を活用したワンストップソリューションとして、インターネット回線などの公衆網やクラウドを利用してコストを抑えつつも、特殊な暗号化処理技術によって高精細な映像をセキュアに伝送し、保管・検索・閲覧できる「セキュア映像通信サービス」を提供する。
同サービスは、(1)米国のパートナー企業が特許を取得している特殊な暗号化処理技術をベースに日立システムズ独自のプログラムを搭載した監視カメラなどのエッジデバイス、(2)デバイスで撮影した映像を暗号化し、5Gやローカル5G、Wi-Fi6、sXGPなどのネットワークを通じてリアルタイムに伝送するシステム、(3)暗号化した映像の復号と保管・検索・閲覧が可能な映像管理システムなどをセットで提供するもの。
高精細な映像でも暗号化処理の遅延が少ない映像通信を可能にするとともに、映像管理システムや高精細カメラの調達などをワンストップで提供することで、運用面も含め、客のニーズに合った映像管理システムの導入を支援する。
具体的な用途としては、公共・自治体(道路・空港・鉄道・港湾など)における防犯カメラ・設備点検、医療分野でのドクターヘリ・遠隔医療、金融分野でのATMや店舗内の防犯カメラなどを想定する。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/10/21
-
「防災といえば応用地質」。リスクを可視化し災害に強い社会に貢献
地盤調査最大手の応用地質は、創業以来のミッションに位置付けてきた自然災害の軽減に向けてビジネス領域を拡大。保有するデータと専門知見にデジタル技術を組み合わせ、災害リスクを可視化して防災・BCPのあらゆる領域・フェーズをサポートします。天野洋文社長に今後の事業戦略を聞きました。
2025/10/20
-
-
-
走行データの活用で社用車をより安全に効率よく
スマートドライブは、自動車のセンサーやカメラのデータを収集・分析するオープンなプラットフォームを提供。移動の効率と安全の向上に資するサービスとして導入実績を伸ばしています。目指すのは移動の「負」がなくなる社会。代表取締役の北川烈氏に、事業概要と今後の展開を聞きました。
2025/10/14
-
-
-
-
トヨタ流「災害対応の要諦」いつ、どこに、どのくらいの量を届ける―原単位の考え方が災害時に求められる
被災地での初動支援や現場での調整、そして事業継続――。トヨタ自動車シニアフェローの朝倉正司氏は、1995年の阪神・淡路大震災から、2007年の新潟県中越沖地震、2011年のタイ洪水、2016年熊本地震、2024年能登半島地震など、国内外の数々の災害現場において、その復旧活動を牽引してきた。常に心掛けてきたのはどのようなことか、課題になったことは何か、来る大規模な災害にどう備えればいいのか、朝倉氏に聞いた。
2025/10/13
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方