2016/11/06
誌面情報 vol49

防災・BCPマニュアルは作ったけど、理解しているのは危機管理担当者だけ。
これが多くの企業の実態ではなかろうか。
東日本大震災から4年を経過し、一時期高まった危機意識も薄れつつある。
「社員の危機意識を高めるにはどうしたらいい?」
「社員にもっと協力してもらうためにはどうしたらいい?」…
危機管理担当者の悩みはつきない。
しかし、いざ事故や災害が発生すれば、
従業員一人ひとりがどう動けるかにすべてがかかってくる。
どんなに立派なBCPでも、社員が動けなくては砂上の楼閣だ。
◆年間550回以上も訓練
全従業員で来場者と帰宅困難者の安全確保 株式会社東京ドーム
◆従業員の意識が変わる!
BCP先進企業が明かす教育手法 株式会社ディスコ
◆責任と権限を明確にする
大切なのはリーダー 日本アイ・ビー・エム株式会社
◆安全は絶対的な理念
200年かけて構築した組織文化 デュポン株式会社
◆従業員の防災力を高める訓練・ツールを紹介
災害対応ゲーム教材「クロスロード」
誌面情報 vol49の他の記事
おすすめ記事
-
緊急事態宣言下の社会江戸庶民の危機対応に学ぶ
国内で新型コロナの感染が確認されてから約1年。度重なる緊急事態宣言の発出と延長もあり、影響が長期化しています。しかし、日本社会が感染症の危機に直面したのは今回が初めてではありません。近代以前の社会は感染症の危機にどう対応してきたのか。日本近世史、医療社会史を専門とする奈良女子大学の鈴木則子教授に聞きました。
2021/02/26
-
災害時のトップの役割は何ですか?
リスク対策.comが行った地震シミュレーションアンケートの結果から、災害対策のポイントを学ぶシリーズ3回目は代替要員です。このシリーズが終わる頃には、きっと自分たちの防災やBCPのレベルが向上しているはずです!
2021/02/23
-
資金繰り支援頼みでギリギリ経営を維持負債増えるも売上なし 春先の息切れ懸念
新型コロナ関連の経営破たん件数は、昨年9月以降1カ月90~100件超の高い水準で推移。2月も最多の発生ペースを更新している。緊急事態宣言解除が見送られ、外出自粛や時短要請が引き続き売上を圧迫。年度末を控え、息切れ企業の増加で倒産はさらにピッチを上げる可能性が高い。リレーインタビュー第4弾は中小企業の経営環境について。
2021/02/22