「子ども用車いすマーク」を知っていますか?

これを機にぜひ知ってください。子ども用車いすとは、病気や障害が理由で、「これがないと移動できない」子どもたちが使用しています。

知ってください 子ども車いすのこと 国土交通省ポスター
国土交通省ポスター.pdf(city.nagoya.jp)

昔、変わったピクトグラムを見たので親御さんにお聞きしたら、「福祉バギーマーク」子ども用車いすのマークとのことでした。そして、子どもが小さいときは大丈夫でしたが、このくらいまで大きくなると理由も知らずに、電車内で知らない人から「大きいから立たせればいいのに」などと指摘されたようです。それから子ども用車いすのマークを着けたとのことでした。それでも、まだ指摘する人はいる厳しい現実があるようです。

子ども用車いすのマークは、現在、民間団体などによってさまざまなデザインのものが存在し、JIS化(日本工業標準)されていません。ちなみにマタニティマークは、厚生労働省でJIS化(日本工業標準)されていません。

画像を拡大 子ども用車いすマーク

今回、一般社団法人 mina family 代表理事の本田香織様にメールインタビューしてみました。

一般社団法人 mina family
https://www.mina-family.jp/

車いすの中でも特に社会的な認知度の低い「子ども用車いす」(小児の利用する「介助型車いす(手押し型車いす)」、別名「福祉バギー」)。その認知度の低さから、介助者たちは人知れずつらい思いをしています。この問題についてもっと世間に広く知っていただき、利用者や介助者と周りの皆さんがお互いに譲り合えるような温かい社会になることを目指して、このプロジェクトを開始しました。

詳しくは、「子ども車いす啓発活動 ご協力のお願い」をご覧ください。
子ども車いす啓発活動 ご協力のお願い(Googleドライブ)

子ども用車いすを見かけたり、子ども用車いすのマークを着けていたら、そっと見守りましょう。そして介助を求めていたり、困っている様子があれば声をかけてください。