2018/04/10
ニュープロダクツ

ネットワンシステムズは6日、クラウドからの情報漏えいを防止するセキュリティサービス「CASBサービス for Sanctioned IT」の販売を開始すると発表した。利用者の不審な行動を検知するとともに、セキュリティポリシーに応じて機密データを削除、共有制限、暗号化などによって保護することにより、情報漏えいのリスクを低減する。安心してクラウド活用を推進することができる。
利用者・管理者の詳細な行動履歴を収集し、一元的かつドリルダウン可能な管理画面で可視化し、データの外部共有先やログイン元の地理情報も把握できる。大量のデータダウンロードや外部共有、複数回のログイン試行・失敗、利用者登録・削除など、利用者・管理者の行動を分析し、情報漏えいにつながる不審な行動を検知するだけでなく、アップロードの防止や、アップロード済みデータの隔離・削除によって、クラウド上への保管を防ぐ。データの外部共有において、権限変更や共有リンクの切断ができ、機密情報が外部へ流出することを防止する。機密情報を含むデータをアップロードする際に自動的に暗号化し、データの「閲覧のみ」「ダウンロード可能」などのアクセス権限を、IPアドレスやクライアント証明書、モバイルデバイス管理の有無などの状況によって制御する。
まずマイクロソフトの「Office 365」を対象として開始し、その後順次、Amazon Web Services、Google Drive、Box、Dropbox、Salesforce、ServiceNow、Slackなど他のクラウドにも拡張する。導入企業は、これら異なるクラウドを利用する場合でも、同一のセキュリティポリシーを適用できる。価格は、年額で1ユーザーあたり1080円~(税抜き)。
■ニュースリリースはこちら
https://www.netone.co.jp/news/release/20180406_01.html
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:横田 和子
- keyword
- ネットワンシステムズ
- クラウド
- サイバーセキュリティ
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2022/08/16
-
-
-
-
-
-
-
収入にゆとりのある世帯ほど防災が進む
リスク対策.comは、会社に勤務する従業員が家庭でどの程度防災に取り組んでいるかを把握するため、インターネットによるアンケート調査を実施。その結果、世帯収入によって備蓄や転倒防止などの備えとともに、地域防災活動への取り組みにも大きな差があることが分かりました。前回に続き、調査結果を報告します。
2022/08/07
-
部分最適の追求が招いた災害リスク極大化
膨大な帰宅困難者、エレベーターの閉じ込め、救助活動の混乱、行き場のない避難者と災害関連死――。首都直下地震の被災シナリオから見えてくるのは、ひとえに集中のリスクです。根本的な解決には分散が必要ですが、一極集中はいまなおとどまるところを知りません。なぜ分散は進まないのか。山梨大学大学院総合研究部の秦康範准教授に聞きました。
2022/08/03
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方