2018/04/19
防災・危機管理ニュース
東京都は17日、江東区と「燃料電池バスによる災害時の電源供給に関する協定」を締結した。都営バスとして使われている燃料電池バスを、災害時に江東区内の避難所に派遣。電源として利用する。
都交通局では燃料電池バス5両を所有。全て江東区内の深川営業所の所属で、水素補給も同区内の水素ステーションで行っている。このこともあり、同区と協定を締結した。燃料電池バスは水素と酸素を反応させて発電し、モーターを動かして走行する仕組み。車両後部のコネクター部分とトランク大のコンバーターを接続することで外部に電気を供給できる。災害時は最新型の車両で1台あたり9kW程度までの使用を想定している。
都交通局では災害時以外に、江東区の防災訓練にも燃料電池バスを活用する方針。今後、同区と協議する。
■ニュースリリースはこちら
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/04/17/07.html
(了)
リスク対策.com:斯波 祐介
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