食中毒になった場合の原因特定が難しい実態がわかった(出典:写真AC)

東京都は4月23日、「家庭における食中毒予防に関する調査」の結果を発表した。食中毒経験者は全体の約25%で、そのうち原因がわからないというのが約6割を占めた。調査は週1回以上調理する都内在住者3000人を対象にした。

食中毒の経験については最近1年間でなったのが3.3%、2年以上前になった経験があるのが21.6%で計24.9%が経験ありとの回答だった。経験ありのうち原因菌などについては「わからない」が57.8%と最多。次いで「ノロウイルス」が22.5%、「サルモネラ菌」が11.0%、「カンピロバクター」が5.2%。

食中毒予防のために気をつけていることとしては、「生もの取り扱いに注意が必要」が最多で55.8%、「使用後のスポンジは洗った方がいい」が53.0%、「食中毒は、夏場の発生件数が多い」が50.8%。このうち、「夏場の発生件数が多い」は必ずしも正しいとは限らない。

健康面で普段から予防などに気をつかっていることについては「かぜ・インフルエンザ」が66.0%、「虫歯・歯周病」が56.7%で、「食中毒」はこれに次いで23.7%。食事面で気をつけていることは「栄養のバランス」50.4%、「朝食を抜かない」47.5%などが多く、「食中毒の予防」は8番目で22.8%にとどまっている。

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http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/04/23/10.html

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リスク対策.com:斯波 祐介