2022/04/18
ニュープロダクツ

防災備蓄品の企画開発・販売を行うグリーンデザイン&コンサルティング(東京都世田谷区、笠浩一郎社長)は、長期保存が可能なレトルト食品のラインナップを充実。おかず、ごはん、パン、水などを、単品だけでなく種類を組み合わせたワンパッケージで提供している。組み合わせはカスタマイズによって自在。アレルギーやハラールにも対応する。
扱うレトルト食品は、包装フィルムと加圧加熱殺菌処理の技術によって7年間の長期保存を可能にしたもの。「カレーピラフ」や「五目ごはん」といったご飯シリーズのほか「とり筑前煮」「牛丼の素」などのおかずシリーズ、さらに白飯、パン、クッキーと、製品ラインナップの拡充を図ってきた。
ごはん類と米粉クッキーは、食物アレルギー特定原材料等28品目と貝類を使用していないほかハラール認証を取得。それ以外の食品も原材料等を明記し、QRコードによって23カ国語に翻訳できるようにしている。それぞれ単品でも販売するが、パッケージ化することで家庭や企業の備蓄食管理を支援。保存期限やアレルゲンの確認、選り分け・配布にかかる手間とロスを削減する。
一般的なパッケージは、東京都の備蓄基準に合わせた7年保存1人用3日分保存食セット「Completed Version」。W233×D205×H170㎜の化粧箱にレトルトのごはん3個、パン3個、クッキー3個と水3本、スプーンが入る。重量は3200グラム、希望小売価格は税込み4968円、企業であれば従業員の数だけ購入し、そのまま配布することも可能だ。部署ごとに保管してもいい。
パッケージはこのほか、アレルギー対応セット、1日分セット、おかずのみのセット、愛犬用のセットなど複数。雪道での車のスタックを想定し、保存食品・水とともにアルミブランケットや携帯トイレなどをクーラーボックスに収納した車載備蓄セットもある。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/10/14
-
走行データの活用で社用車をより安全に効率よく
スマートドライブは、自動車のセンサーやカメラのデータを収集・分析するオープンなプラットフォームを提供。移動の効率と安全の向上に資するサービスとして導入実績を伸ばしています。目指すのは移動の「負」がなくなる社会。代表取締役の北川烈氏に、事業概要と今後の展開を聞きました。
2025/10/14
-
-
-
-
トヨタ流「災害対応の要諦」いつ、どこに、どのくらいの量を届ける―原単位の考え方が災害時に求められる
被災地での初動支援や現場での調整、そして事業継続――。トヨタ自動車シニアフェローの朝倉正司氏は、1995年の阪神・淡路大震災から、2007年の新潟県中越沖地震、2011年のタイ洪水、2016年熊本地震、2024年能登半島地震など、国内外の数々の災害現場において、その復旧活動を牽引してきた。常に心掛けてきたのはどのようなことか、課題になったことは何か、来る大規模な災害にどう備えればいいのか、朝倉氏に聞いた。
2025/10/13
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/10/05
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方