昭電が雷害対策製品PV用SPD 『DNシリーズ』を発売

株式会社昭電(東京都・代表取締役社長 太田光昭)は、太陽光発電(以下PV)システムを雷被害から守る雷害対策製品PV用SPD 『DNシリーズ』を2014年6月より発売する。 

写真を拡大雷害対策製品 PV用SPDDNシリーズ

PV用SPD 『DNシリーズ』はPVシステムの直流系統に侵入する誘導雷、直撃雷からPCS、太陽電池パネル、接続箱、集電盤などを保護するSPD。分離機構を内蔵することで、万が一SPDが落雷等により故障した場合でもSPD素子を安全に切り離し可能。その他、プラグインやSPDの故障表示などを有するスタンダードモデルだ。

PV市場は2012年7月にスタートした「PVの固定価格買取制度」以降、産業用のPV市場が急速に拡大している。また、 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の調査では雷によるPVの被害件数も増加傾向にある。最新(2008年)のデータでは全体の被害の約 28%が雷に起因するものとなっており、高価なPCS(パワーコンディショナー)の保護や発電停止のリスク低減などため、PV用SPDの設置が急務となっている。 

 ※SPD:サージ防護デバイス。雷被害からコンピュータや設備を守る機器

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