2023/11/13
防災・危機管理ニュース
経団連はこのほど、2022年度のカーボンニュートラル行動計画に関する速報を発表した。それによると、行動計画に全参加する業種の全部門のCO2排出量は、2013年度比で20.8%減少し、前年度比でも3.7%減少した。今回の速報は、全参加業種63業種のうち、58業種からの回答を得て取りまとめたもので、全ての参加業種について記載した確定版及び各業種からの報告については、2024年3月頃の公表を予定している。
産業部門では、2013年度比で20.5%、前年度比で6.5%のCO2排出量の減少が見られた。減少の要因としては、エネルギー・原材料価格の高騰、半導体不足による需給変動、外需の縮小など、経済活動量の減少が挙げられるとしている。また、エネルギー構成の変化や燃料転換、エネルギー回収などCO2排出係数の減少も影響を及ぼしていると考えられるとしている。
産業部門における主な取り組みとしては、燃料転換、エネルギーの回収・利用、高効率機器の導入、運用プロセスの改善などが挙げられ、これらの取り組みはCO2排出削減に貢献している。
一方で、課題として、運輸部門ではコロナ後の経済活動の活発化に伴いCO2排出量が増加しており、車両の電動化、燃料効率の向上、代替燃料の使用、公共交通の利用促進など、新たなアプローチが必要としている。運輸部門のCO2排出量増加は、国内全体の排出削減目標を達成する上での大きな課題となっており、今後、環境保全と経済発展を両立させるために、より総合的な取り組みが求められていく。
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
令和8年熊本地震 広がるデマ、どう見分ける?SNSとの向き合い方
28日に発生した最大震度7を記録した熊本地震では、早くも豪華寝台列車「ななつ星」が脱線したなどのデマ情報が広く拡散された。災害のたびに、広くSNSで拡散される情報にどう向き合えばいいか。デジタル空間の情報分析を専門とする Japan Nexus Intelligence の竜口七彩氏に聞いた。
2026/07/29
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/07/28
-
-
事例研究で有事に備え、組織の体質改善で形骸化を防ぐ
組織レジリエンスの強化やサイバーセキュリティーの向上、サプライチェーンの強靭化など、危機管理やリスク管理担当者が関与する領域は年々拡大している。変化する社会状況にあわせ、担当者はどのように学び、備え、対応することが求められるのか。森総合研究所代表の森健さんは、自治体と企業で危機管理担当者としての経験を積み、現在はコンサルタントとして、企業や団体の危機管理の支援を手がけている。自身の経験を踏まえ、危機管理の担当者にどうアドバイスしているのか、話を聞いた。
2026/07/27
-
-
-
-
-
-








※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方