2023/12/04
防災・危機管理ニュース
野村総合研究所(以下、NRI)が実施した国内企業におけるIT活用の実態調査によると、チャットGPTなど「生成AI」の導入率は24.2%にとどまることがわかった。調査は今年9月に、日本国内に本社を持つ売上高上位企業約3000社のCIOまたはIT担当役員らを対象に行ったもので有効回答は459社だった。業種は、機械製造、素材・他製造、建設、流通、金融、運輸・通信・インフラなどだった。
「生成AI」の導入率は24.2%で、生成AI以外のAI・機械学習の導入率は28.7%だった。生成AIについては「導入を検討中」との回答が30.8%と多く、「今後検討したい」との回答も26.0%に上ることから、今後の導入進展が期待されるとしている。
生成AIの活用に関わる課題については、「リテラシーやスキルが不足している」との回答が64.6%で最も多く、次が 「リスクを把握し管理することが難しい」 で 61.4%に上った。
NRIでは「社員のリテラシーやスキルの不足は、これまでのAI活用でも課題とされてきた。一方、リスクの把握・管理については、生成AIが最近注目されるようになった技術であること、また、プロンプト・インジェクション3と呼ばれる新しい攻撃手法の登場や、偽情報が出力される可能性、著作権との関連など、これまでにない観点でのリスク対処が必要となっていることが、課題として認識されていると考えられる。生成AIの適用領域を社内のオフィスワークからさまざまな業務領域へと広げて行く上でも、リスクへの対処は重要な課題であると考えられる」とコメントしている。
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
余計な情報をつながない安否確認システム
安否確認システム「オクレンジャー」は2006 年に提供を開始したサービス。災害時の初動に欠かせないアプリとして広く認知され、累計ユーザー数260 万を突破した。開発元のパスカルは地域のSIerとして、防災分野以外でもビジネスの高度化に貢献する。社長の井上隆氏に、創業以来の事業コンセプトと今後の展望を聞いた。
2026/03/11
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/03/10
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/03/05
-
ネット風評被害を叩き企業の信頼を守る
ネット社会の「カイシャの病院」として企業の風評被害を治療・予防するソルナは昨年7月、代表交代をともなう事業承継を行いました。創業者の三澤和則氏が代表取締役を退任し、新たに安宅祐樹氏が就任。これまでのサービス価値をさらに高め、企業の信頼の基盤を保全していく構えです。新社長の安宅氏に事業承継の経緯と今後の展望を聞きました。
2026/03/02
-
-
-
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方