台風13号到来!マイタイムラインで備えを!
12号では大反省すべきことがありました
赤プル
茨城県常総市出身。2003年女性ピン芸人としてデビュー。エンタの神様、爆笑レッドカーペットなどの番組で、茨城の自虐ネタで注目を集める。2011年先輩芸人、元 坂道コロコロの松丘慎吾と結婚。2014年「チャイム」という夫婦コンビを組み、浅草漫才協会に所属。茨城大使・常総市ふるさと大使。整理収納アドバイザー。防災士。著書「おめえら、いつまでも調子に乗ってんじゃねーかんな」。
2018/08/09
女芸人赤プルの「防災は片付けから始めよう!」
赤プル
茨城県常総市出身。2003年女性ピン芸人としてデビュー。エンタの神様、爆笑レッドカーペットなどの番組で、茨城の自虐ネタで注目を集める。2011年先輩芸人、元 坂道コロコロの松丘慎吾と結婚。2014年「チャイム」という夫婦コンビを組み、浅草漫才協会に所属。茨城大使・常総市ふるさと大使。整理収納アドバイザー。防災士。著書「おめえら、いつまでも調子に乗ってんじゃねーかんな」。
また台風が来ます!
前回の台風12号は前例のない、逆走のような東から西への進行方向に恐怖を覚えました!実際にこれまでにない被害も出てしまいました。静岡県熱海のホテルではあんな大きな窓ガラスが割れてしまって、食事されていた方は本当に恐ろしかったでしょう。
台風が発生したというニュースを見聞きして、皆さんどのように感じているのでしょうか?うちの夫は、「仕事休みになるかなぁ!?今のうちに食料買い込んどかなあかんな。お菓子も買っておくか」と、まるで遠足にでも行くかのような浮かれモードで準備を始めます!
浮かれモードは危険ですが、台風に対する備えをしなくてはいけないという気持ち、これってすっごく重要で、無関心より100%生命を守る事ができます!
現に、マイタイムラインを考案された国土交通省・下館河川事務所の里村真吾所長(当時)も、「逃げキッド」のセットを作るとき、コンビニのチキンの袋を開ける時のワクワク感を取り入れ、あのような、ピリピリと切り取り線をちぎって開く形にしたとおっしゃってましたから!
防災はやらなければいけないと思うと、荷が重いものです。楽しんで、備えの準備ができたら良いですよね。
台風が来る!
その前に、皆さんもマイタイムラインを作ってみませんか?
※マイ・タイムラインとはみんなが考えた「台風が発生」してから「川の水が氾濫するまで」の備え
以前は、マイタイムラインの概要をお伝えしましたが、今回はこの記事を読んで、ご自身のことを想像しながら、避難の行動を決めてもらえたらいいなぁと思うので、基本的のパターンと、私の失敗をお伝えすることにします!
●台風が来る前の行動●
1.自分の家の危険を把握しておく→ハザードマップで確認。
↑この重ねるハザードマップ、少々見づらいかと思ってましたが、スマホからも見られます。ちなみに赤プル宅は洪水の想定はなし。近くに土砂災害の想定があるのには驚き!確かにそこには高い階段を登る神社があり、崖のようになってるんだよね!
2.住んでいる地域の避難場所を確認しておく→色々アプリがあります!
私は「Yahoo!防災速報」をスマートフォンに入れています!そうすると、家にいるときだけでなく、外出先での避難場所もわかるんです。
被害が想定されれば、いよいよここからがマイタイムラインの出番です。
・行政から発信される情報
○は備えの例
【】が逃げキッドのシール(ア~カの行動・選択、エ以外は自分で時間軸を選択)
<>が自分で決めた行動
※本来のマイタイムラインはこれらが縦に区切られた表になっています。
以上が私のマイタイムラインです。以前、常総市で紹介したものを少し変更したのは、あまりにも避難時間が早すぎて、避難所の準備ができていないかもと思ったからです。それでも早くしているのは防災士として、避難所の準備や率先避難者となり、周囲にも避難を呼びかけたいと思ったからです。
しかも、タイムラインを作っているときは想像しにくいのですが、この行動をとるときは、かなりの暴風雨の中ですからね!
※マイタイムラインを作成するにあたり、キッドや動画までもがこのサイトから準備ができるようになっています。
今回詳細に紹介したマイタイムラインを作成できるキッドはこのページの中のこちらです↓↓
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000683067.pdf
ぜひこの機会に取り組んでもらいたいたいな。家族でやると楽しいかも。
実はわたくしこのようなマイタイムラインを作っておきながら、前回の台風時、大失敗をしてしまいました!
あの台風12号の真っ只中、友人の舞台を観劇しに行く羽目になってしまったのです(※舞台は素敵で大感動、舞台にはなんの罪もありません)。
台風上陸の前日から、様々なイベントが中止になっているニュースを見ていたので、正直なところ、台風なのに舞台中止にならないのか!!と思ってしまっていたわけですが、、中止にならないのは当たり前の事なのです。主催側に防災関係の方がいたら別かもしれませんが、それほど舞台にはお金がかかっているわけで、1回の舞台を中止にしてしまうとかなりの損失なのです。
台風直撃の危険な中、後輩を連れ出し、舞台を観に行ってしまったのは危機管理がしっかりできていなかった私の責任です。せっかく作ったマイタイムラインが全く生かせてなかったことに大反省です。
マイタイムラインの備えの例の中には、3日前の台風接近情報が入った時点で、家族全員の今後の予定確認があるのです。ここで、「台風が来るからお出かけはやめよう!」となっていたら、「朝から今日はやるのかな?やらないのかな?」とソワソワする必要もなかったわけですし、傘の意味がないくらいずぶ濡れになる事もなかったわけです。
その日の舞台をドタキャンするかどうかも迷う事なく、前もって別の日に変更するという決断もできたはずなのです。このマイタイムラインが広がったら、このような決断をされる方が増え、その公演は中止、別日に1回増やすなど、何かしら主催側も対策ができ演者さんや、お客様、スタッフの安全が確保できるようになるかもしれません!
とはいえ、自分の命を守るのは自分です。台風13号に備え、しっかり危機管理していくべと思います。
皆さんもどうか早め早めの行動で、身を守る行動をしてください!!
(了)
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