2024/09/05
防災・危機管理ニュース
政府は5日、仕事内容に応じて必要なスキルを会社が明示した上で異動を決める「ジョブ型人事」の導入促進に向けた会議を首相官邸で開催した。岸田文雄首相は、外国でジョブ型人事が一般的となる中、新卒一括採用や会社主導の異動が多い日本企業の競争力維持が危うくなっていると指摘。「年齢にかかわらず能力を発揮して働ける労働市場改革が必要だ」と強調した。
会議には岸田首相や制度を導入済みの16社の経営トップらが出席。各社のジョブ型人事の導入目的や効果などを共有した。会議後、取材に応じたレゾナック・ホールディングスの高橋秀仁社長は、「社員が役割を担い、結果を出す環境をどう整えていくか考えないといけない」と話した。
〔写真説明〕ジョブ型人事推進会議で発言する岸田文雄首相(左から2人目)=5日午後、首相官邸
〔写真説明〕ジョブ型人事推進会議終了後、記者団の質問に答える富士通の時田隆仁社長(中央左)と、レゾナック・ホールディングスの高橋秀仁社長(同右)=5日午後、首相官邸
(ニュース提供元:時事通信社)


防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/05/13
-
「まさかうちが狙われるとは」経営者の本音に向き合う
「困った人を助け、困った人を生み出さず、世界中のデータトラブルを解決します」。そんな理念のもと、あらゆるデータトラブルに対応するソリューションカンパニー。産業界のデータセキュリティーの現状をどう見ているのか、どうレベルを高めようとしているのかを聞きました。
2025/05/13
-
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/05/05
-
企業理念やビジョンと一致させ、意欲を高める人を成長させる教育「70:20:10の法則」
新入社員研修をはじめ、企業内で実施されている教育や研修は全社員向けや担当者向けなど多岐にわたる。企業内の人材育成の支援や階層別研修などを行う三菱UFJリサーチ&コンサルティングの有馬祥子氏が指摘するのは企業理念やビジョンと一致させる重要性だ。マネジメント能力の獲得や具体的なスキル習得、新たな社会ニーズ変化への適応がメインの社内教育で、その必要性はなかなかイメージできない。なぜ、教育や研修において企業理念やビジョンが重要なのか、有馬氏に聞いた。
2025/05/02
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方