2024/09/09
防災・危機管理ニュース
【ハノイ時事】南シナ海で発達し、ベトナムや中国などで猛威を振るった台風11号は8日、熱帯低気圧に変わった。ベトナム地元メディアによると、政府は9日午後5時(日本時間同7時)の時点で、国内で少なくとも46人が死亡したと明らかにした。
複数の地元メディアによると、ベトナムではこの他、250人以上が負傷。行方不明者も20人以上出ている。また、多数の家屋が損壊し、田畑の水没なども広域で起きている状況だ。
台風11号は7日にベトナム北東部に上陸。複数の地域で停電や通信障害も生じた。AFP通信によると、ベトナム上陸前に通過した中国南部とフィリピンでは少なくとも24人が死亡した。
〔写真説明〕8日、ベトナム北部ハロン湾岸で、台風11号で吹き飛ばされたバイクと破壊された待合所(AFP時事)
〔写真説明〕7日、中国海南省海口市で、台風によって破壊されたコンビニエンスストア(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
なぜコンプライアンスの方向性はズレてしまったのか?
企業の不正・不祥事が発覚するたび「コンプライアンスが機能していない」といわれますが、コンプライアンス自体が弱まっているわけではなく、むしろ「うっとうしい」「窮屈だ」と、その圧力は強まっているようです。このギャップはなぜなのか。ネットコミュニケーションなどから現代社会の問題を研究する成蹊大学文学部の伊藤昌亮教授とともに考えました。
2024/10/10
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/10/08
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/10/05
-
-
-
-
-
ERMにおける実行性の強化
企業は、リスクに対する組織の適切な行動を管理するためにオペレーショナルリスクとコンダクトリスクといったリスクカテゴリーを設定し管理を実施していることが多い。オペレーショナルリスク管理は、過去の操業上の失敗事例を分析して同種の事例の再発を予防するための管理である。換言すれば、過去・現在の状況を踏まえ、それを将来に延長して対応するフォワードルッキングなアプローチの一種といえる。他方、コンダクトリスク管理は、将来の環境が必ずしも過去と同様ではないことも踏まえ、組織行動の特徴を理解した上で、組織行動を律する根底の部分(組織文化と表現することもある)を意識して、不測の事態を招かないための制御を行う活動といえる。
2024/09/25
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方