2024/10/07
防災・危機管理ニュース
帝国データバンクは7日までに、せんべいやあられを製造する米菓メーカーの倒産や廃業が、今年は9月までに11件に上ったと発表した。消費低迷に加え、原料となるコメの価格高騰が影響。既に昨年の5件を超え、2000年以降で最も多かった22年の13件を上回る可能性がある。
同社によると、米菓はお中元やお歳暮など贈答用の減少傾向が続いているほか、節約志向を背景とした買い控えで需要が低迷。原料となる国産米の価格は高騰し、安価な輸入米も円安のあおりを受けて価格は上昇、メーカーの経営環境は厳しさを増している。
〔写真説明〕帝国データバンクの看板
(ニュース提供元:時事通信社)
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