2024/12/25
防災・危機管理ニュース
カナデビア(旧日立造船)と川崎重工業は25日、船舶用エンジンの燃費データ改ざんに関する報告書を国土交通省に提出したと発表した。いずれも9月の中間報告提出以降に明らかになった内容を追加。再発防止策などを盛り込んだ。
カナデビアでは、子会社2社が1999年以降に出荷したエンジン1375台のほぼ全てで改ざんが判明。燃料消費率や窒素酸化物(NOx)排出量が正しい数値になっていなかった。25日の報告書では、再発防止策として「不適切行為を認めない企業風土の醸成に取り組む」などと明記。子会社2社では、社長と各部門長の面談の開始、品質保証部門で監視の強化などに取り組んでいるとした。
船舶用エンジン673台でデータ改ざんをしていた川崎重工も同日、社内調査の結果を発表。大半のエンジンのNOx放出量が規制値内に収まっていた一方、8台は確認できなかった。
(ニュース提供元:時事通信社)
- keyword
- データ改ざん
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
阪神・淡路大震災30年 いま問われるもの
日本社会に大きな衝撃を与えた阪神・淡路大震災から30年。あらゆる分野が反省を強いられ、安全を目指してさまざまな改善が行われてきました。しかし、日本社会にはいま再び災害脆弱性が突き付けられています。この30年で何が変わったのか、残された課題は何か。神戸大学名誉教授・兵庫県立大学名誉教授の室﨑益輝氏に聞きました。
2025/02/06
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/02/05
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/02/04
-
-
-
-
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方