2025/01/10
防災・危機管理ニュース
【ロンドン時事】欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は10日、2024年の世界平均気温が15.10度となり、産業革命前と比べて1.60度上昇したと発表した。記録が残る1850年以降で最も高く、気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」が上昇幅の抑制目標とする1.5度を単年で初めて超えた。
同機関によれば、過去最高だった23年を0.12度上回った。気温上昇の要因として、人間の活動による温室効果ガスの排出量増加に加え、太平洋赤道域東部の海面水温が上昇するエルニーニョ現象などが影響したとみられている。
〔写真説明〕強い日差しを受けて芝生に座る女性たち=2024年7月、ロンドン(EPA時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
能登半島地震からまもなく2年
能登半島地震からまもなく2年。災害対応の検証も終盤に入っています。浮上した課題を反映し、災害関連法も変わりました。来年はこれらの内容をふまえた防災・BCPの見直しが加速しそうです。発災直後から被災地を調査し、石川県の初動対応を振り返る検証委員会の委員も務めた金沢大学准教授の青木賢人氏に防災・BCP強化の方向を聞きました。
2025/12/25
-
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/12/23
-
-
-
-
-









※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方