連載
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第16回 大学の事業継続(2)
(※画像はイメージです。スウェーデン王立工科大学図書館)今回は前回に引き続き大学の事業継続を取り上げる。大学は、研究、教育、社会貢献の3つの柱に必要なリソースの多くを自らの管理下に置いており、緊急時にはそれらのリソースを大学の事業継続や早期回復に投入することが一見可能にも思える。
2016/09/02
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第17回 テロ
年度末のテーマは、日本でも大きな問題となった中東関連の“テロ”です。これまで日本人にとってあまり関心が高くなかった中東関連のニュース。ISIS(イスラム国)の日本人人質殺害事件はその状況を大きく変えました。
2016/08/30
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第2回 訓練の参加率を向上させる方法とは?
前回は警報システムについて、一般的な概念や欧米の事例について紹介しました。「発信する側」だけが専門知識と情報を有し、「受け取り側」はそれを知らない、あるいは理解できていない、というようなことがないように、平時から双方のリスクコミュニケーションが必要ということを書きました。
2016/08/30
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第4回:命と会社を守るのは私たち自身!
※画像はイメージです■日本のBCPに欠けているものどうも日本では、ITという限定的な部分を守ろうとする欧米のBCPに比べ、危機対応能力を最大限までパワーアップした、かなりハードルの高いBCPを企業に作らせようとしているのではないか。そのように考えざるをえません。
2016/08/30
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第15回 大学の事業継続(1)
※画像はイメージです大学は、学校教育法上「学術の中心として、広く知識を授けるとともに、深く専門の学芸を教授研究し、知的、道徳的及び応用的能力を展開させることを目的とする」とされており、教育、研究、社会貢献が事業の柱となる。大学は、これらの取り組みに必要な要素の多くを自組織の管理下においている。
2016/08/26
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第3回:日本のBCP、ここがヘンでは?(その2)
工場の代替拠点はハードルが高い?■重要業務はいつも"重要"とは限らないBCPの原則論では、復旧を急ぐ業務を「重要業務」とみなし、あらかじめ優先順位をつけておかなければなりません。なぜその一つひとつに優先順位を割り当てるのか。
2016/08/25
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第六回 株式会社エルテス 代表取締役 菅原貴弘氏
「TwitterやFacebookなどのSNSがこれだけ社会に浸透している昨今、企業はSNS上のレピュテーションリスクに非常に敏感になっている」と話すのは、検索エンジン対策やSNSの監視業務などを営む株式会社エルテス代表取締役の菅原貴弘氏。
2016/08/24
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第1回 警報システムのあるべき姿とは?
ロンドンブリッジ(※画像はイメージです) 編集部注:「リスク対策.com」本誌2014年11月25日号(Vol.46)掲載の連載を、Web記事として再掲したものです(2016年8月22日)。本稿は著者がロンドン大学に在籍していた当時に執筆したものです。皆さん、こんにちは。
2016/08/22
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第15回 噴火
こんにちは!危機管理エキスパートのサマンサです。今回のテーマは、「噴火」です。以前にも一度取り上げたことがありますね。私が危機管理の勉強を始める大きなきっかけとなった1つが雲仙普賢岳の噴火です。火山大国である日本では、噴火対策が重要であることを再認識させられました。
2016/08/22
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第14回 食品製造業の事業継続(2)
本稿では、前号に続き、食品製造業における事業継続計画の策定にあたり、考えておきたいポイントを紹介する。編集部注:「リスク対策.com」本誌2015年3月25日号(Vol.47)掲載の連載を、Web記事として再掲したものです。
2016/08/19
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第五回 旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツ株式会社 代表取締役社長 宇野真氏
「日本の『着心地』に対する研究は世界でも群を抜く。この技術を応用した防護服を、これから広くアジアで展開させるのが私たちの役割」と話すのは、旭・デュポンフラッシュスパン プロダクツ代表取締役社長の宇野真氏。
2016/08/18
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第2回:日本のBCP、ここがヘンでは?(その1)
※画像はイメージです 前回は「BCPが欧米から日本に導入される過程で、何か化学変化のようなものを起こしてしまったのでは…」と書きました。以下ではそうしたいくつかの"化学変化"と考えられるものをピックアップして、検証してみようと思います。
2016/08/17
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日本人が欧米で最も注意すべき、児童虐待の問題
欧米では子供だけで留守番をさせるのも、子供だけで町を歩かせるのも児童虐待にあたる可能性が。日本でも海外でも、子供への肉体的な虐待については、当然ながら法律で処罰されますが、日本人が海外で児童虐待として処罰される例として、「放置する」という問題を忘れてはいけません。
2016/08/10
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シンガポール ~表向き豊かな経済状況と、一党支配の政治体制
シンガポールは面積710平方キロメートル(東京23区とほぼ同じ)という小国で、マレー半島の先端に位置しています。1965年8月9日にマレーシアから分離独立し、独立から約50年しか経っていませんが、その存在感、発展のスピードは、めざましいものがあります。
2016/08/10
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第1回:BCPとはこんなもの。何かご不満でも?
※画像はイメージです■BCPは本当に普及しているのか?東日本大震災から5年を過ぎた今、国の発表によれば、大企業のBCP策定率は6割、中堅企業は3割に達し、安心で明るい未来を予感させるような数字が並んでいます。
2016/08/09
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第14回 人的災害に関わる英語
こんにちは!危機管理エキスパートのサマンサです。シリア、中東諸国でのテロ活動など、人的災害が後を絶ちません。今回は、テロや犯罪などの人的災害に関わる英語を中心に学びましょう。編集部注:「リスク対策.com」本誌2014年9月25日号(Vol.45)掲載の連載を、Web記事として再掲したものです。
2016/08/08
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第13回 食品製造業の事業継続(1)
ある古典落語に「食う寝るところに住むところ」という一節がある。子どもに名前を付けるに当たり、食と住に困ることがないようにという願いを込めて提案されたものである。食べることの不自由が命の危機に直結するのは、江戸の昔から変わらない。
2016/08/04
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第13回 間違いやすい表現(common error)後編
危機管理エキスパートのサマンサです。日に日に暑さも増し、夏真っ盛りですね。暑い!はhotですが、暑さ(熱量)を表す時にはheatを使うように、同じ「暑い」でも使い方には違いがあります。今回も、ノンネイティブが間違いやすい表現=common errorについて学習しましょう。
2016/08/02
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ブラジルの治安状況は劣悪
南米大陸初のオリンピックがブラジルのリオデジャネイロで、2016年8月5日から8月21日にかけて開催されますが、現状のブラジルの政治、経済が混乱していることは、ご存知の通りです。今号では、劣悪とされている治安問題について、まとめてみました。
2016/07/31
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第12回 エボラウイルス疾患を想定したBCP
西アフリカを中心とした諸国において、エボラウイルス疾患の発生が続発している。本稿執筆時(2014年10月31日)の段階では、我が国においても流行国での取材から帰国した男性記者が発症した疑いがあるとして、東京都新宿区の国立国際医療研究センターに搬送されたことが報道をにぎわせた。
2016/07/29
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侮れないタイの社会問題
タイ政府は2001年以降、外資誘致・内需振興・輸出拡大を目指す「Dual Track政策」を掲げ、安定的な経済発展を続けており、2015年のGDPは3952.88億ドルで世界第27位、ASEANではインドネシアに次ぐ経済規模となっています。
2016/07/28
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最終回 報告から改善へ
BCMの実力を測るステップも、いよいよ大詰めとなりました。この最終回では、前号で作成した評価レポートをもとに、社長へのBCM活動の報告のポイントと改善計画の手順について説明 します。
2016/07/26
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第12回 間違いやすい表現(common error)編
今回と次回はノンネイティブが間違いやすい表現=common errorについて学習していきましょう。編集部注:「リスク対策.com」本誌2014年5月25日号(Vol.43)掲載の連載を、Web記事として再掲したものです。
2016/07/25
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第11回 マンション管理組合のBCP(後編)
前回は、震災によるマンションの被災例を紹介したうえで、もともと運営基盤が強靭なものとは言い難いマンション管理組合にとっては、被災に備えた資金の確保が対応上重要であることを紹介した。 今回は、マンション管理組合にとっての緊急時の標準対応を紹介する。
2016/07/22
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知られざるミャンマーの自然災害リスク
ミャンマーは日本の約1.8倍の面積で、人口は約5,390万人を有するASEAN有数の国です。長く軍事独裁政権が続きましたが、2011年3月30日、民政移管が行われ、欧米諸国による経済制裁も段階的に緩和されて来ています。
2016/07/21