海外リスク
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休戦は、ガザ人道危機は=人質解放停滞、中東不安定化―イスラエルとハマス、7日で戦闘半年
イスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲を機に勃発した双方の戦闘は7日で半年となる。激しい交戦の舞台となっているパレスチナ自治区ガザでの死者は約3万3000人に達した。悪化の一途をたどる人道状況は改善の可能性があるのか。ガザで拘束されたままの人質の解放や戦闘休止の道筋は。
2024/04/06
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ラファ侵攻、避けられず=ネタニヤフ首相は内政危機―錦田愛子・慶大教授
パレスチナ自治区ガザで続くイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘を巡り、慶応大の錦田愛子教授(中東政治)は時事通信のインタビューで、休戦交渉は行き詰まっており、ネタニヤフ首相が表明するガザ南部ラファ侵攻は「避けられないだろう」と指摘する。衝突は7日で半年を迎えるが、さらなる長期化に懸念を示した。
2024/04/06
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傾いたビル解体始まる=2階住民「気付けば1階に」―台湾地震
【台北時事】台湾東部沖の地震で大きな被害が出た花蓮市では5日、揺れで大きく傾いた9階建てビルの解体工事が始まった。同ビルは下層部が崩壊しながら傾き、約45度で止まった。2階に住んでいた女性は地元の民放テレビに「家が1階になっているのに気付いた時、深刻さが分かった」と発生時を振り返った。
2024/04/06
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米NY中心部で異例の揺れ=東部隣接州でM4.8
【ニューヨーク時事】米地質調査所(USGS)によると、東部ニュージャージー州で5日午前10時23分(日本時間同日午後11時23分)ごろ、マグニチュード(M)4.8の揺れを観測した。震源の深さは4.7キロ。
2024/04/06
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テロで新たに3人拘束=移民標的の憎悪犯罪30件超―ロシア
ロシア・モスクワ郊外で140人以上が死亡した3月の銃乱射テロで、連邦保安局(FSB)は4日、新たに中央アジア出身者3人を拘束したと発表した。FSBは、実行犯の武器や車を調達する資金提供などに3人が関わったと説明した。 テロを巡っては、中央アジア出身者が実行犯や協力者として相次いで起訴されている。
2024/04/05
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米企業への「威圧」懸念=イエレン米財務長官、中国高官に是正促す
【ワシントン、北京時事】イエレン米財務長官は5日、中国広東省広州市で開かれた会合で、「中国は外資系企業への非関税障壁や米企業への威圧的な行動など、不公正な経済慣行を続けている」と懸念を示した。今後予定されている中国政府高官との一連の会談で、是正を促す方針を表明。
2024/04/05
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半導体リスク、懸念払拭に腐心=TSMC「防災能力十分」―台湾
【台北時事】台湾で3日に発生した大規模地震を受け、最先端技術に欠かせない半導体で世界をけん引する台湾積体電路製造(TSMC)への影響が国際的な関心を集めている。
2024/04/05
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正常化に「時間要する」=生産設備、8割復旧―台湾TSMC
【台北時事】半導体受託製造で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は4日夜、台湾東部沖の地震で一部工場の操業に支障が出ており、「完全な自動生産に戻る前には調整のため、より多くの時間を要すると予想される」と明らかにした。想定される期間は示さなかった。
2024/04/05
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台湾地震、山間部で700人超孤立=死者10人に―15人と連絡取れず
【台北時事】台湾東部沖で3日に起きた強い地震で、台湾当局は4日、被害の大きかった東部・花蓮県で1人の死亡が新たに確認され、死者は計10人になったと発表した。15人と依然連絡が取れておらず、被害はさらに拡大する可能性がある。
2024/04/04
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イラン兵ら11人死亡=過激派が襲撃か
【イスタンブール時事】イラン国営メディアによると、対パキスタン国境に近い南東部シスタンバルチェスタン州ラスクなど複数の町で3日夜、精鋭軍事組織「革命防衛隊」の施設や警察署などが武装集団に同時に襲撃され、警官や兵士ら11人が死亡した。銃撃戦の末、襲撃犯15人が殺害された。
2024/04/04
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被災地で救助活動続く=34人と連絡取れず―台湾
【台北時事】台湾東部沖で3日に起きた強い地震から一夜明けた4日、被害が最も大きかった東部・花蓮では警察や消防が救助作業を急いでいる。台湾当局によると、4日午前の時点で135人が鉱山や山中に取り残されたり、連絡が取れなくなったりしている。
2024/04/04
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重要鉱物の供給網強化=日米比首脳合意へ―南シナ海の合同監視検討
日米比3カ国は米ワシントンで11日に開く首脳会談で、ニッケルなど重要鉱物のサプライチェーン(供給網)強化について合意する方向で調整に入った。経済、安全保障両面で威圧的な行動が目立つ中国への対抗を念頭に置いており、会談後に発出する共同声明への明記を検討している。日本政府関係者が3日、明らかにした。
2024/04/04
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生産設備、7割復旧=地震で半導体供給に影響も―台湾TSMC
【北京時事】半導体受託製造で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は3日夜、同日起きた台湾東部沿岸を震源とする地震で、一部工場の操業に支障が出たものの、生産設備の7割以上が復旧したと明らかにした。同社は完全復旧を急いでいるが、半導体の世界的な供給に響く恐れがある。
2024/04/04
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台湾でM7.2、9人死亡=25年ぶり規模、1000人超負傷―140人超救助待つ
【台北時事】台湾中央気象局によると、3日午前7時58分(日本時間同8時58分)ごろ、台湾東部沿岸を震源とするマグニチュード(M)7.2の地震が発生した。台湾当局によると、震源に近く、震度6強を観測した東部・花蓮で9人が死亡し、各地で計1011人の負傷者が確認された。
2024/04/03
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東京エレクトロン、台湾地震で人的被害なし=建屋は一部損傷
半導体製造大手の東京エレクトロンは3日、台湾東部沿岸を震源とする地震を受け、現時点で人的被害は確認されていないと発表した。建屋には一部損傷が見られるが、長期化するような影響は想定していない。 〔写真説明〕東京エレクトロンのロゴマーク。
2024/04/03
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台湾でM7超、全土で揺れ=25年ぶり規模、4人死亡
【台北時事】台湾当局によると、3日午前7時58分(日本時間同8時58分)ごろ、台湾東部沿岸を震源とするマグニチュード(M)7.2の地震が発生した。北部・台北を含む全土で揺れを観測。当局によると、震源に近い東部・花蓮で4人の死亡が確認された。
2024/04/03
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台湾・南シナ海で応酬=対話維持も、緊張くすぶる―米中首脳電話会談
【ワシントン、北京時事】バイデン米大統領と中国の習近平国家主席は2日に電話会談し、2国間関係の安定に向け、閣僚級を含む対話を進めていくことで一致した。だが、台湾海峡や南シナ海の情勢を巡っては主張が対立し、緊張の火種はなおくすぶり続けている。
2024/04/03
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イスラエルが異例の攻撃、対立先鋭化=大使館空爆でイラン反発
【イスタンブール時事】イランの在シリア大使館敷地内へ1日、イスラエルが発射したとみられるミサイルが撃ち込まれ、イランの精鋭「革命防衛隊」の司令官や副官らが殺害された。イスラエルがこれまで隣国シリア領内で繰り返してきたイラン関連の軍事施設への空爆と異なり、在外公館を狙った異例の攻撃。
2024/04/03
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第44回 テクノロジーの辻風は吉(後編)
前回に続き、ピーター・ヒンセンさんのお話を伺っていきます。COVIDという特殊な時期の終わりに突如現れたNever Normal時代。フェニックスのように蘇り、舞い上がっていくにはどうすればよいでしょうか?
2024/04/03
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ロシア船舶に制裁=北朝鮮との間で軍事物資輸送―韓国
【ソウル時事】韓国外務省は2日、北朝鮮との間で、軍事物資を運んだとしてロシアの船舶2隻を3日付で独自制裁の対象に指定すると発表した。北朝鮮労働者の活動を支援したとされるロシアの2団体と、その代表者2人も対象とした。
2024/04/02
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タリバン「テロ」指定近く解除か=乱射事件受け協力重視―ロシア
ロシア外務省は1日、アフガニスタンで2021年に実権を掌握したイスラム主義組織タリバンの「テロ組織」指定解除について検討を進めていると表明した。タス通信に明らかにした。法務省などと共に議論しており、プーチン大統領が「最終決定」を下すことになると説明した。
2024/04/02
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リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月2日配信アーカイブ】
【4月2日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:エスカレーション・ルール
2024/04/02
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NGO外国人職員が死亡=イスラエルのガザ空爆で
米ワシントンに拠点を置く国際NGO「ワールド・セントラル・キッチン(WCK)」は1日、パレスチナ自治区ガザで食料支援を行っていた職員「数人」がイスラエル軍による空爆で死亡したことを明らかにした。ロイター通信によると、死亡したのは5人で、英国人、オーストラリア人、ポーランド人が含まれている。
2024/04/02
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トランプメディア、株価急落=88億円の赤字、事業継続に黄信号
【ニューヨーク時事】トランプ前米大統領率いるSNS企業トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(TMTG)が1日発表した2023年通期決算は、純損益が5800万ドル(約88億円)の赤字に転落した。収入の4倍強に当たる多額の営業費用の計上が響き、「事業継続に重大な疑義がある」と開示。
2024/04/02
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イラン大使館周辺にミサイル攻撃=イスラエル攻撃か、8人死亡
【イスタンブール時事】イランのメディアによると、シリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館の建物周辺で1日、ミサイル攻撃があった。在英のシリア人権監視団によると、8人が死亡した。シリア領内への空爆を繰り返しているイスラエルによる攻撃の可能性が高く、イスラエルを敵視するイランの反発は必至だ。
2024/04/02