2025/06/27
防災・危機管理ニュース
【パリ時事】イタリアの裁判所は26日、発がん性が疑われている有機フッ素化合物「PFAS」によって北部ベネト州の水質を汚染した罪で、三菱商事の子会社だったミテニ(2018年破綻)の元幹部ら日本人3人を含む11人に対し、禁錮2年8月~17年6月の有罪判決を言い渡した。地元メディアが伝えた。
報道によれば、有罪判決を受けた日本人のうち2人は禁錮16年、1人は同11年を宣告された。事件では計15人が起訴され、4人は無罪だった。
ミテニは1960年代からベネト州ビチェンツァ県の工場でPFASを製造。廃棄物の流出で広範な地域の水質・土壌汚染を招いたとされる。イタリア政府は2013年、上水道の水に「懸念される」濃度のPFASが含まれているとベネト州に通知。その後、同州が司法当局に通報した。
〔写真説明〕閉鎖されているミテニの工場=2月6日、イタリア・ベネト州(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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