海外リスク
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パキスタン豪雨災害、死者340人超に=道路寸断で救助難航
【ニューデリー時事】パキスタンの北部地域を襲ったモンスーン期の豪雨による死者が、発生から48時間で340人を超えた。地元メディアが16日伝えた。土砂崩れや鉄砲水によるもので、現場で救助活動が続いている。当局は引き続き大雨への警戒を呼び掛けている。
2025/08/16
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「自分の安全は自分で」企業に寄り添いサポート
海外赴任者・出張者のインシデントに一企業が単独で対応するのは簡単ではありません。昨今、世界中のネットワークを使って一連の対応を援助するアシスタンスサービスのニーズが急上昇しています。ヨーロッパ・アシスタンス・ジャパンの森紀俊社長に、最近のニーズ変化と今後の展開を聞きました。
2025/08/16
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豪雨災害で190人超死亡=土砂崩れや鉄砲水、ヘリ墜落も―パキスタン
【ニューデリー時事】パキスタンの北部地域でモンスーン期の豪雨に伴う土砂崩れや鉄砲水が相次ぎ、災害対策当局は15日、190人超が死亡したと発表した。犠牲者はさらに増える恐れがある。 このうちカイバル・パクトゥンクワ州で、同日までの24時間に少なくとも180人が死亡。多数の家屋も損壊した。
2025/08/15
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人型ロボット、スポーツ競う=サッカーなどで熱戦―中国
【北京時事】中国・北京市で15日、「世界人型ロボット運動会」の競技が本格的に始まった。500体を超える人型ロボットが参加する世界初の総合スポーツイベントで、日本を含む16カ国から集まった約280のチームが、サッカーやボクシングなどの競技で熱戦を繰り広げた。
2025/08/15
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中国鉱工業生産が鈍化=対米摩擦が長期化―7月
【北京時事】中国国家統計局が15日発表した7月の鉱工業生産は、前年同月比5.7%増加した。前月の6.8%増を1.1ポイント下回った。対米貿易摩擦の長期化や政府の生産抑制策が影響したもようだ。小売売上高も3.7%増と、2カ月連続で鈍化した。
2025/08/15
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米当局、AI半導体に追跡装置=対中迂回輸出捜査で―報道
【シリコンバレー時事】ロイター通信は13日、米当局が輸出規制の対象となる先端AI(人工知能)半導体を搭載したサーバー製品の不正輸出の捜査で、位置情報を追跡する装置を製品に取り付けていることが分かったと報じた。関係者の話として伝えた。中国への不正な迂回(うかい)輸出が強く懸念される取引が対象という。
2025/08/14
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台風11号、台湾直撃後大陸へ=沖縄は高波注意―気象庁
強い台風11号は13日、沖縄・与那国島の南方海上を西へ進んで午後に台湾を直撃した。14日に中国大陸へ上陸し、熱帯低気圧に変わる見込み。気象庁は、沖縄ではうねりを伴う高波に引き続き十分注意するよう呼び掛けた。 与那国島では13日午前7時55分すぎに最大瞬間風速19.1メートルを観測した。
2025/08/13
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首都治安維持に州兵800人投入=地元警察を直接管理―米大統領
【ワシントン時事】トランプ米大統領は11日、記者会見を開き、首都ワシントンの治安対策に州兵約800人を投入すると表明した。ワシントンの自治権に介入する形で、地元警察当局を連邦政府の直接管理下に置く方針も示した。
2025/08/12
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USスチール工場で爆発、2人死亡=10人が負傷―米ペンシルベニア州
【ニューヨーク時事】米鉄鋼大手USスチールの東部ペンシルベニア州にある工場で11日、爆発が起きた。米メディアによると、2人が死亡し、少なくとも10人が負傷した。爆発の原因は明らかになっていない。 爆発は午前11時(日本時間12日午前0時)ごろ、ピッツバーグ近郊にあるクレアトン工場のコークス炉で発生。
2025/08/12
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トルコ西部でM6.1
米地質調査所(USGS)によると、トルコ西部で10日午後7時53分(日本時間11日午前1時53分)ごろ、マグニチュード(M)6.1の地震が発生した。震源はバルケシル県ビガディチの南南西約10キロで、震源の深さは10キロ。
2025/08/11
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大学構内で銃撃=警官1人死亡、CDC標的か―米ジョージア州
【ニューヨーク時事】米南部ジョージア州アトランタ近郊のエモリー大構内で8日、銃撃があり、警官1人が死亡した。容疑者の男も現場で死亡が確認された。警察当局が記者会見で明らかにした。 事件は午後5時(日本時間9日午前6時)ごろ発生。市民の被害者はいなかった。
2025/08/09
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洪水で10人死亡=中国・甘粛省
【北京時事】中国国営新華社通信は8日、甘粛省蘭州市で豪雨により洪水が発生するなどし、10人が死亡、33人が行方不明になったと報じた。 地元消防当局のSNSへの投稿によると、7日夜から川が氾濫し複数の村が被災した。習近平国家主席は8日、行方不明者の捜索や被災者の支援に全力を挙げるよう指示した。 。
2025/08/08
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ガザ市の制圧案承認=全域支配へ、第1段階か―イスラエル
【カイロ時事】イスラエルのネタニヤフ政権は8日未明、治安閣議で、パレスチナ自治区ガザの中心都市ガザ市を制圧する方針を承認した。米ニュースサイト「アクシオス」は、ガザ全域を占領する計画の第1段階だと伝えた。閣議ではイスラム組織ハマスとの戦闘終結の前提となる「五つの原則」も採択された。
2025/08/08
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技術供与で支援から競合へ=変容した日中経済関係
【北京時事】敗戦後に急速な復興を遂げ、先進国の仲間入りを果たした日本と、1949年に建国され、21世紀に世界第2位の経済大国へと躍進した中国。日本は中国と国交を正常化した72年以降、円借款や技術供与で中国の経済成長を後押しした。その後50年を経て日中の力関係は様変わり。
2025/08/08
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今年度0.7%成長に下方修正=トランプ関税響く―内閣府試算
内閣府は7日、2025年度の国内総生産(GDP)成長率が、物価変動の影響を除く実質で前年度比0.7%になるとの試算を経済財政諮問会議(議長・石破茂首相)に報告した。1月に閣議決定した政府経済見通しで1.2%と予想していたが、トランプ米政権の高関税政策による景気減速リスクを反映し、大幅に下方修正した。
2025/08/07
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米アップル、供給網の国内移行加速=巨額投資でトランプ関税回避狙う
【シリコンバレー時事】米アップルは6日、部品のサプライチェーン(供給網)について、米国内への移行を進める計画を発表した。製造業の国内回帰を掲げるトランプ大統領の要請に応じた形で、主力のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」への関税の直撃を回避する狙いがある。
2025/08/07
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半導体に関税「100%」=米アップルは14兆円追加投資―トランプ氏
【ワシントン、シリコンバレー時事】トランプ米大統領は6日、米国に輸入される半導体に対し「約100%の関税を課す」と表明した。米国内での製造を約束している企業には関税を課さない。一方、米アップルは国内で1000億ドル(約14兆7000億円)の追加投資を行うと公表した。 ホワイトハウスで記者団に語った。
2025/08/07
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mRNAワクチンへの投資中止=「予防効果なし」と主張―米厚生長官
【ワシントン時事】米厚生省は5日、メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンの開発計画への投資を中止すると発表した。ワクチン懐疑論者のケネディ長官は保健政策の方向転換を進めており、今回の発表もその一環となる。
2025/08/06
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地殻変動「南東へ2メートル」=ロシア・カムチャツカ地震
ロシア科学アカデミー地球物理調査所は5日、極東カムチャツカ半島沖で起きた7月30日の大地震で地殻変動が見られたと通信アプリ「テレグラム」で発表した。同半島南部や千島列島北部のパラムシル(幌筵)島が南東方向に約2メートル移動。
2025/08/06
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検査や整備の不備指摘=タイタニック見学の潜水艇事故―米報告書
【ニューヨーク時事】米沿岸警備隊は5日、2023年6月に豪華客船タイタニック号の見学ツアーを行っていた潜水艇「タイタン」が水圧に押しつぶされ、5人が死亡した事故に関して、報告書を公表した。
2025/08/06
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税軽減で「市場活性化を」=米関税を懸念、内需刺激し国内生産維持―自工会幹部
自動車業界は、2026年度税制改正要望で、自動車関連の税の負担減と簡素化を強く求めていく方針だ。トランプ米政権の高関税政策で日本の生産拠点の海外移転や産業空洞化が懸念される中、日本自動車工業会の後藤収税制部会長(日産自動車理事)はインタビューで「市場の活性化が緊急の課題だ」と危機感を表明。
2025/08/06
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インド北部で豪雨災害、約100人不明か=4人死亡、家屋も多数被害
【ニューデリー時事】インド北部ウッタラカンド州で5日、集中豪雨により鉄砲水や土石流が発生し、少なくとも4人が死亡した。同州の村で約100人が行方不明になっているとの情報もあり、当局が捜索活動を続けている。地元メディアが伝えた。 山間部にある村の家屋や宿泊施設が多数押し流された。
2025/08/06
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15時間で落雷1万2000回=最高レベルの豪雨警報―香港
【香港時事】香港は5日、記録的な豪雨に見舞われ、午前0時(日本時間同1時)から午後2時59分(同3時59分)までの15時間に1万2000回以上の落雷を観測した。1分間で13回以上雷が落ちた計算となる。午前5時からの2時間では1万回以上の雷が発生した。
2025/08/05
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中澤・木村が斬る!【2025年8月5日配信アーカイブ】
【8月5日配信で取り上げた話題】知っておくべき今週のニュース10/津波警報への対応/リスクに効く行動経済学
2025/08/05
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極端気象を捉える最新技術
災害級の猛暑と豪雨が常態化。そこへ新たなハザードが襲えば、危機対応は複合化を迫られます。先般の津波対応がそうでした。同時に、日々の気象がいかに人の活動に影響を与えているかにも気づきます。今号では極端気象をいち早く正確に捉える予測技術の最先端を紹介、またカムチャツカ半島地震と周辺の地震、火山との関係を解説します。
2025/08/05