海外リスク
-
防衛強化へ巨額財源確保=上院で改憲案承認、成立へ―独
【ベルリン時事】ドイツ連邦参議院(上院)は21日、防衛強化やインフラ整備に充てる財源確保のための基本法(憲法に相当)改正案を採決し、3分の2以上の賛成で承認した。大統領の署名を経て成立する。インフラ向け基金の新設を含め、計1兆ユーロ(約160兆円)規模の支出に道を開く。
2025/03/21
-
インドネシア噴火、日本で津波なし=気象庁
気象庁は21日午前、インドネシア・フローレス島のレウォトビ火山で日本時間午前0時40分ごろに大規模な噴火が発生したが、気圧の変動が大気中を伝わって日本で津波が起きることはないと発表した。
2025/03/21
-
日本・ブラジル首脳、2年に1回相互訪問=戦略対話創設、バイオ燃料で協力―ルラ大統領、24日来日
日本、ブラジル両政府は石破茂首相と24日に来日するルラ大統領との首脳会談で、2年に1回の首脳相互訪問を明記したアクションプラン(行動計画)の策定で調整している。安全保障協力などを協議する「外相戦略対話」創設も盛り込む方向で、経済だけではなく外交・安保でも関係を強化することが狙い。
2025/03/21
-
米、LNG新規輸出を認可=日本企業が供給契約
【ワシントン時事】米エネルギー省は19日、米液化天然ガス(LNG)会社ベンチャー・グローバルが南部ルイジアナ州で計画しているガス事業について、LNG輸出を認可したと発表した。
2025/03/20
-
イスラエル軍、ガザで地上作戦再開=要衝に展開、戦闘拡大恐れ
【エルサレム時事】イスラエル軍は19日、パレスチナ自治区ガザ中部と南部で「標的を絞った地上作戦」を開始したと発表した。ガザを南北に隔てる要衝「ネツァリム回廊」にも部隊を展開した。イスラム組織ハマスとの停戦発効を受け、2月に同地域から撤退していた。
2025/03/20
-
BRICS「反米欧ではない」=日本と安保対話強化へ―ブラジル大統領
【ブラジリア時事】ブラジルのルラ大統領は18日、同国が今年の議長を務める新興国グループ「BRICS」は「反西側(米欧)ではない」と述べ、先進国との対立の中心軸になりつつあるとの見方を否定した。ブラジリアでの邦人記者団との会見で語った。
2025/03/20
-
交渉装い、新たな要求=侵攻目的達成へ一歩―ロシア
ロシアのプーチン大統領は18日、トランプ米大統領との電話会談で、ウクライナとの30日間の停戦受諾を拒み、エネルギーインフラを攻撃目標から外すことに同意するだけにとどめた。
2025/03/20
-
ガザで国連職員1人死亡=宿泊施設に攻撃、イスラエルは関与否定
【ニューヨーク時事】国連は19日、パレスチナ自治区ガザにある国際職員の宿泊施設2棟が攻撃を受け、1人が死亡、5人が負傷したと発表した。イスラエル軍は関与を否定しており、グテレス事務総長は攻撃を強く非難した上で「徹底的な調査」と再停戦を要求した。 国連によると、宿泊施設は前日も攻撃を受けていた。
2025/03/20
-
ガザ攻撃、400人超死亡=「停戦終了」の見方、戦闘激化も―イスラエル、人口密集地に空爆
【エルサレム時事】イスラエル軍は18日、パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスに対する大規模軍事作戦を実施し、中東の衛星テレビ局アルジャジーラによると、多数の女性や子供を含む413人が死亡した。北部ガザ市や南部ラファなどガザ全域で空爆が行われ、1月の停戦発効以降、最も激しい攻撃になった。
2025/03/18
-
年収3000万円まで授業料免除=米ハーバード大、多様性確保
【ニューヨーク時事】米ハーバード大は17日、世帯年収が20万ドル(約3000万円)以下の家庭の学生について、今秋から授業料を全額免除すると発表した。対象者を拡大することで中所得層からの入学を増やし、多様性を確保したい考えだ。
2025/03/18
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2025年3月18日配信アーカイブ】
【3月18日配信で取り上げた話題】知っておくべき今週のニュース10/3.11から考える企業の安全配慮義務/あんどうりすのアウトドア防災
2025/03/18
-
大学生の就職難が深刻化=卒業者数が過去最高―景気低迷下、ミスマッチ拡大・中国
【北京時事】中国で社会問題となっている大学生の就職難が、一段と深刻化している。景気低迷が続く中、今年の大学・大学院などの卒業者数は1222万人と過去最高を更新する見込みで、政府に抜本的対策を求める声が上がっている。 「ずっと仕事が見つからない」。
2025/03/18
-
竜巻被害の死者40人に=米中西部・南部
米中西部や南部で週末に多発した嵐と竜巻による死者は、16日までにミズーリやアーカンソーなど七つの州で少なくとも40人に達した。NBCテレビが報じた。 14、15日で合わせて692件の嵐が報告され、うち少なくとも66件が竜巻だったという。
2025/03/17
-
台湾独立狙い「サイバー攻撃」=4人特定、身元公表―中国
【北京、台北時事】中国国家安全省は17日、台湾独立を狙い中国本土にサイバー攻撃を仕掛けたとして、台湾国防部(国防省)のサイバー部隊の「リーダー」らメンバー4人を特定したと発表した。個人情報も公表し、「『台湾独立』の分裂勢力には必要な懲罰措置を講じ、法に基づき一生責任を追及する」と警告した。
2025/03/17
-
列車乗っ取りに衝撃=テロ増加、米軍武器流入指摘も―パキスタン
【ニューデリー時事】パキスタン南西部バルチスタン州で起きた列車乗っ取り事件は「前代未聞の攻撃」(シャリフ首相)として、同国に大きな衝撃を与えた。当局は過激派掃討に力を入れているものの、むしろテロは増加。
2025/03/17
-
中国鉱工業生産が鈍化=5.9%増、小売りは4.0%増―1~2月
【北京時事】中国国家統計局が17日発表した1~2月の鉱工業生産は前年同期比5.9%増と、昨年12月の6.2%増から鈍化した。トランプ米政権の対中追加関税で、米中貿易摩擦が深まる中、事業者が輸出減を見込み、生産を抑えた可能性がある。小売売上高は4.0%増。
2025/03/17
-
フーシ派、「米空母攻撃」と主張=空爆に報復、米軍がドローン11機撃墜―イエメン
【エルサレム時事】イエメンの親イラン武装組織フーシ派は16日、SNSへの投稿で「ミサイルとドローンで米空母『ハリー・S・トルーマン』を標的に攻撃を実施した」と主張した。米軍が15日から16日にかけ、イエメンの首都サヌアなどに空爆を行ったことに対する報復としている。
2025/03/17
-
欧州EV市場が踊り場=販売失速、戦略見直し―自動車各社
【ロンドン時事】欧州の電気自動車(EV)市場が踊り場に入っている。自動車各社は環境対策のため普及に力を入れたものの、販売が失速。エンジン車に注力する方針に転換するメーカーもあるなど、EV戦略を再考する動きが出ている。 各社は、走行中に二酸化炭素(CO2)を排出しないEVのラインアップを増やしてきた。
2025/03/17
-
10万人超の反政府デモ=学生主導、腐敗批判―セルビア
【ベルリン時事】東欧セルビアの首都ベオグラードで15日、大規模な反政府デモが行われ、当局は約10万7000人が参加したと推定した。
2025/03/16
-
米中西部・南部で竜巻、33人死亡=建物崩壊、トラック傾く
【ニューヨーク時事】米中西部や南部で14日以降、大型の竜巻が相次いで発生した。CNNテレビなどによると、住宅の倒壊や交通事故により、少なくとも33人が死亡、多数が負傷した。 ミズーリ州の交通当局は、X(旧ツイッター)への投稿で、州内での12人の死亡を確認。
2025/03/16
-
中国、民間企業重視にかじ=「5%前後」成長達成へ―トランプ関税、景気に影
中国の習近平指導部が、民間企業を経済成長の主要エンジンと位置付ける方針へとかじを切っている。トランプ米政権による対中関税の引き上げで低迷する景気の先行きが一段と不透明になる中、民間活力を取り込むことで、「5%前後」とする2025年の経済成長目標の達成を目指す。
2025/03/16
-
イスラエル首相、停戦交渉の継続指示=ガザ空爆9人死亡、圧力強める
【エルサレム時事】イスラエルのネタニヤフ首相は15日夜、パレスチナ自治区ガザでの停戦を巡り、イスラム組織ハマスとの間接交渉に当たる代表団と対応を協議した。首相府は声明で、ウィトコフ米中東担当特使から「人質11人を即時解放し、遺体の半数を即時返還する」との提案があったと説明。
2025/03/16
-
ISナンバー2殺害=米・イラク軍が共同で
【ワシントン時事】米軍は14日、イラク軍などと共同で、過激派組織「イスラム国」(IS)の事実上のナンバー2だったアブ・ハディジャ幹部ら2人を殺害したと発表した。イラクのスダニ首相も声明で「イラクと世界で最も危険なテロリストの一人と見なされてきた」と指摘し、「目覚ましい勝利だ」と強調した。
2025/03/15
-
独自動車3社、大幅減益=中国販売、EV不振―24年
【ベルリン時事】ドイツ自動車大手3社の2024年決算が14日、出そろった。いずれも3割前後の大幅な減益だった。中国市場での販売低迷や、電気自動車(EV)の不振が響いた。
2025/03/14
-
台湾の頼政権を威圧=「反国家分裂法」20年―中国
【北京時事】中国が台湾独立を阻止する目的で「反国家分裂法」を制定し20年を迎えた14日、北京の人民大会堂で意見交換会が開かれ、台湾の頼清徳政権を威圧した。
2025/03/14