海外リスク
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在留外国人、続々イラン脱出=隣国へ陸路10時間
【カイロ時事】イスラエルの激しい空爆にさらされているイラン。イスラエルの後ろ盾である米国のトランプ大統領が16日、首都テヘランから「直ちに退避しなければならない」と警告するなど、ここにきて状況はさらに緊迫している。空路でのイラン出国が不可能となる中、同国に在留する外国人は陸路での脱出を図っている。
2025/06/18
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「戦後」の経済協力模索=国際フォーラムでプーチン氏演説へ―ロシア
ロシアのプーチン大統領の故郷・北西部サンクトペテルブルクで18日、毎年恒例の国際経済フォーラムが開幕した。ウクライナ侵攻と西側諸国の対ロ制裁が長期化する中、プーチン政権に融和的なトランプ米政権は関係正常化に向けてかじを切った。フォーラムを舞台に「戦後」の経済協力が模索されそうだ。
2025/06/18
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NY石油急伸、5カ月ぶり高値=中東情勢緊迫化で
【ニューヨーク時事】17日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、中東での紛争激化を警戒した買いで急伸し、約5カ月ぶりの高値で引けた。米国産標準油種WTIの終値は前日比3.07ドル(4.3%)高の1バレル=74.84ドルだった。 。
2025/06/18
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ペルシャ湾で電子妨害増加=イラン情勢緊迫で航行に影響
【イスタンブール時事】英海事機関UKMTOは16日、ペルシャ湾とホルムズ海峡で電子妨害の増加が多数報告されていると明らかにした。
2025/06/18
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イラン最高指導者、地下壕に避難か=ロシア亡命準備の臆測も
【カイロ時事】イラン最高指導者ハメネイ師は地下壕にいる―。国外に拠点を置く反体制派メディアは「情報筋」の話として、最高指導者が潜伏生活に入ったと報じている。イスラエルは13日にイランへの大規模攻撃を開始。「死の危険」に直面するハメネイ師が、ロシアへの亡命の準備を進めているとの臆測も浮上した。
2025/06/18
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トランプ関税、自動車への影響本格化=日本企業、合意見送りに不安
16日(日本時間17日)の日米首脳会談で関税交渉が合意に至らず、日本企業がトランプ米大統領による高関税政策の先行きに不安を募らせている。関税発動前後の3~4月には、米市場で一部日本車の駆け込み需要が発生したが、今後はマイナスの影響が本格化する見通しだ。
2025/06/18
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イスラエル支持の共同声明=G7、イラン核保有認めず―トランプ米大統領、異例の帰国
【カナナスキス(カナダ)時事】先進7カ国首脳会議(G7サミット)がカナダ西部のカナナスキスで16日(日本時間17日未明)、開幕した。G7首脳は緊迫する中東情勢に関する共同声明を発表。イスラエルの自衛権と安全保障を支持する一方、イランの核兵器保有を決して容認しない姿勢を明確にした。
2025/06/17
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花火工場で爆発、9人死亡=中国・湖南省
【北京時事】中国湖南省常徳市の花火工場で16日、爆発があり、9人が死亡、26人が負傷した。中国国営中央テレビが伝えた。 別の中国メディアによると、工場には約150人の従業員がいるが、大半は爆発の発生時、現場にいなかった。地元当局や省政府の調査チームが原因などを調べている。
2025/06/17
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中澤・木村が斬る!【2025年6月17日配信アーカイブ】
【6月17日配信で取り上げた話題】知っておくべき今週のニュース10/「BCP・危機管理に役立つサイト」総振り返り
2025/06/17
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トランプ米大統領、G7途中で帰国へ=中東情勢への対応で
【カナナスキス時事】トランプ米大統領は16日、先進7カ国首脳会議(G7サミット)を途中退席し、同日中に帰国する。レビット大統領報道官が明らかにした。レビット氏によると、トランプ氏はイスラエルとイランの交戦が激化している中東情勢に対応する。
2025/06/17
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米関税措置の撤回要求=首脳ら「中国強くするだけ」―トランプ氏帰国へ・G7サミット開幕
【カナナスキス(カナダ)時事】先進7カ国首脳会議(G7サミット)がカナダ西部のカナナスキスで16日午前(日本時間17日未明)、2日間の日程で始まった。トランプ米政権の高関税政策について、出席者から早期に終わらせるよう求める声が上がった。関税を巡り、米国と米国以外の国々との溝の深さが鮮明になった。
2025/06/17
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イスラエル首相、最高指導者殺害で紛争終結=イランが停戦模索か
【カイロ時事】イスラエルのネタニヤフ首相は16日、同国のイラン最高指導者ハメネイ師の殺害計画を、トランプ米大統領が紛争拡大の懸念から反対したとする報道について、「(ハメネイ師殺害は)紛争を激化させない。終結させる」と述べた。米ABCニュースのインタビューに答えた。
2025/06/17
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重要鉱物供給網が論点に=G7「脱中国」で協調
【バンフ(カナダ)時事】カナダでの先進7カ国首脳会議(G7サミット)では、重要鉱物のサプライチェーン(供給網)が論点の一つとなる。中国がレアアース(希土類)の輸出規制を強め、世界各地で自動車生産が一時停止に追い込まれるなど打撃が大きい。調達先の対中依存からの脱却を目指す。
2025/06/17
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イスラエル軍、イラン全土攻撃=革命防衛隊の拠点空爆―イランはミサイルで応酬
【カイロ、イスタンブール時事】イスラエル軍は16日の声明で、「イラン各地で航空優勢を確保する活動を続けている」と表明した。15日には、作戦開始以降でイスラエルから最も遠く離れた標的とされる東部マシャドの空港を空爆。
2025/06/16
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中国核弾頭、1年で100発増=「新たな軍拡競争」警告―国際平和研
【ロンドン、北京時事】スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は16日、世界の軍備や軍縮に関する年次報告書を公表した。中国が保有する核弾頭数は1年間で100発増の計600発となり、報告書は「どの国よりも増加ペースが速い」と指摘。
2025/06/16
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貿易協力で新枠組み=首脳合意、トランプ関税意識―英カナダ
【バンフ(カナダ西部アルバータ州)時事】カナダのカーニー首相と英国のスターマー首相は15日、新たな経済・貿易枠組みを設けることで一致した。トランプ米大統領が自動車や鉄鋼などに高関税を課していることを踏まえ、通商面で協力を強化することを確認した。
2025/06/16
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最後の通信「推力得られず」=3カ月以内に調査報告書―インド旅客機墜落
【アーメダバード(インド)時事】インド西部アーメダバードで旅客機が市街地に墜落した事故で、地元紙タイムズ・オブ・インディアは15日、警察の話として、機長らが航空管制官に推力不足を伝えた直後に墜落したと報じた。機体に何らかの異変が起き、必要な揚力を得られなかった可能性が高まった。
2025/06/15
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イスラエル軍、イラン市民に退避勧告=テヘランに激しい攻撃か―作戦3日目、民間人の被害拡大
【イスタンブール、カイロ時事】イスラエル軍は15日、声明を出し、イランの「武器製造拠点」付近の市民は「命を危険にさらすことになる」として、直ちに退避するよう求めた。イスラエルのメディアは、イラン国民への退避勧告は前例がないと指摘。イランからの情報によれば、首都テヘランに激しい攻撃が加えられた。
2025/06/15
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中国外相、イラン支持表明=イスラエルの攻撃非難
【北京時事】中国国営新華社通信によると、王毅共産党政治局員兼外相は14日、イランのアラグチ外相、イスラエルのサール外相とそれぞれ電話会談した。イスラエルによるイラン攻撃を受け、王氏はイランへの支持とイスラエルへの非難を表明した。
2025/06/15
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中国の日本産水産物輸入再開の背景とその政治的・経済的含意
中国が日本産水産物の輸入再開を進める方針を明らかにした。この動きは、2023年8月以降、福島第一原発の処理水放出を理由に中国が日本産水産物に課していた輸入禁止措置の緩和を示すものである。しかし、この方針転換の背景には、単なる経済的動機を超えた複雑な政治的意図が存在する。
2025/06/15
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エンジンや主翼に異常か=印旅客機墜落―調査の焦点、死者279人に
【アーメダバード(インド)時事】インド西部アーメダバードで旅客機が市街地に墜落した事故で、ロイター通信は関係筋の話として、当局がエンジンや、揚力を調整する主翼の「フラップ」に異常がなかったかに調査の焦点を当てていると伝えた。
2025/06/14
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イラン、イスラエルに反撃=多数の弾道ミサイル、米が迎撃支援―住宅地も被弾、70人超死傷
【イスタンブール、カイロ時事】イランは13日、イスラエルが核・軍事施設に大規模な攻撃を加え、軍幹部や核科学者ら多数の要人を殺害したことへの報復として、イスラエル領内の軍事基地や兵器製造施設などを狙ったミサイル攻撃を行った。イランの革命防衛隊は「数十の弾道ミサイルが戦略的目標に達した」と主張。
2025/06/14
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イラン渡航中止を要請=外務省
外務省は13日、イスラエルの攻撃を受けたイランへの渡航中止を求める注意喚起を発表した。「不測の事態が発生する恐れも否定できない」と理由を説明した。 在留邦人には、細心の注意とともに、危険時の速やかな避難を要請。帰国を希望する場合は、商用便が運航している間の出国を呼び掛けた。
2025/06/13
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エア・インディア機に爆破予告=プーケット空港に緊急着陸―タイ
【バンコク時事】タイのプーケット国際空港は13日、離陸したインドの航空大手エア・インディアの旅客機内で爆破予告のメッセージが見つかり、同空港に緊急着陸したと発表した。タイ当局が詳しい状況を調べている。 空港によると、旅客機は乗客156人が乗ったプーケット発ニューデリー行き。
2025/06/13
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核施設都市「大きな爆発音」=首都で市民死亡―イラン
【カイロ時事】「大きな爆発音が聞こえた!」。イラン国営テレビは13日、イスラエルが核開発施設があるとされる中部ナタンズへの攻撃に踏み切ったと至急報で伝えた。中東の衛星テレビ局アルジャジーラの記者によると、イスラエルの攻撃は同日未明(日本時間同午前)に始まった。
2025/06/13