IT・テクノロジー
-
米当局、対話型AIの実態調査=7社対象、子供への影響懸念
【シリコンバレー時事】米連邦取引委員会(FTC)は11日、対話型AI(人工知能)が子供の精神面に与える影響に関して、提供企業への実態調査を始めると発表した。「チャットGPT」を提供する米オープンAIなど7社を対象とする。
2025/09/12
-
12機関で脆弱性対策せず=政府の情報システム実施状況―検査院
重要インフラなどに対するサイバー攻撃の脅威が増す中、行政機関の情報システムのセキュリティー対策について会計検査院が調べたところ、12機関の58システムで脆弱(ぜいじゃく)性対策が取られていなかったことが12日、分かった。検査院は国の基準に基づく対策を講じるよう求めた。
2025/09/12
-
AI開発・活用へ計画骨子案=政府戦略本部が初会合
政府は12日、人工知能(AI)の活用推進とリスク対応強化を目指すAI戦略本部(本部長・石破茂首相)の初会合を首相官邸で開いた。「世界で最もAIを開発・活用しやすい国を目指す」とうたった「AI基本計画」の骨子案を巡り議論。政府は年内の計画策定を目指す。 戦略本部は全閣僚で構成。
2025/09/12
-
政府、AIのリスク軽減へ指針=年内策定、開発・利用を促進
政府が、人工知能(AI)のリスクを軽減して研究開発や利用を促す「AI指針」を策定することが11日、分かった。5月に成立した「AI新法」に基づき、民間企業や利用者に適正利用の考え方を示す。
2025/09/12
-
第58回:犬笛効果を念頭に備えを
犬笛効果という言葉があります。いろいろな文脈で使われますが、コミュニケーションの中に一見してはわからない何かを聞き取るという意味は通底しています。今回はAIリスクに関する二つの要素を取り上げ、その間に目に見えない関係性を見つけ出すことで、我々に起こり得る脅威の仮想シナリオを描いてみたいと思います。
2025/09/12
-
災害時用通信機器のシェアリングサービス
ビジネスプロセス・アウトソーシング事業を展開するトレミールは、災害時用通信インフラを低コストに手間なく備えられる「災害時用通信機器のシェアリングサービス DIP-BoX」を提供する。サイバー攻撃やビルの火事などを含むリスク・インシデントによって生じる企業・自治体・団体の事業継続危機に対し、事業継続のキーポイントになる通信インフラ機器を、購入やレンタルではない、“シェアリング”というかたちで提供するもの。“命を守る対策”にのみフォーカスされがちなBCP対策を2段階で考え、命を守った後のセカンドステップとして同サービスの活用を提案する。
2025/09/12
-
「うちに関係ない」は、もはや通用しない炎上の構造変化で高まる、経営リスク
もはや日常的な光景となっている炎上は、ときに大幅な株価低下を招き、経営に多大な爪痕を残します。デジタル空間の情報分析を得意とする Japan Nexus Intelligence のヘッドアナリストである竜口七彩氏が指摘するのが、炎上プロセスの変容です。過去が牧歌的に思えるほど、炎上を加速させる条件が整い、従来型の炎上対策が及ばない時代を向かえているといいます。今回のテクノロジーリスク勉強会では、経営に多大なインパクトを与えた炎上ケースの分析をもとに、変容する炎上構造について解説いただきます。
2025/09/11
-
海外危機管理研修(主に台湾有事を想定して)
本研修では、海外安全管理の基本から有事対応、BCPへの組み入れ、さらに台湾有事を想定したケーススタディまで、実践的な視点で幅広く学べる構成となっています。安全管理の3原則やリスク別対応策、歴史的事例に基づいた危機対応の考え方の基本的な知識の習得に加え、演習を通じて“自ら考え、判断し、行動する”力を養います。
2025/09/11
-
第5回 どうしたら取締役会が地政学的リスクを乗り切れるか?
多くの最高経営責任者(CEO)や取締役は、比較的オープンな貿易・人材・情報の流れと、概ね安定したグローバルな同盟関係を特徴とするビジネス環境で、キャリアの大半を過ごしてきた。しかし、過去5年間で国際秩序は劇的な変化を遂げ、その変化は循環的なものではなく、構造的なものへと傾斜しつつある。リスク環境はかつてないほどグローバル化し、相互に関連し、急速に変化している。そのため、こうしたリスクを管理・軽減し、競争優位性を確保するための機会を早く見つけ出すことが重要になっている。
2025/09/11
-
三菱電機、米セキュリティー関連企業を買収=1300億円で
三菱電機は9日、米国のセキュリティー関連会社ノゾミネットワークスを買収し、完全子会社化すると発表した。買収額は約1300億円で、三菱電機として過去最大の買収となる。サイバー攻撃への対策が急務となる中、製造業や社会インフラ企業のセキュリティー対策支援を強化する。 ノゾミ社は2016年設立。
2025/09/09
-
独、次世代EVで挽回期す=存在感高まる中国勢―自動車ショー
【ミュンヘン時事】欧州最大級の自動車展示会「ミュンヘン国際自動車ショー」が9日、ドイツ南部ミュンヘンで正式に開幕した。業績不振が続く独各社は、販売価格を抑えたり、航続距離を向上させたりした次世代型の電気自動車(EV)をそれぞれ初披露し、挽回を期している。
2025/09/09
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/09/09
-
中澤・木村が斬る!【2025年9月9日配信アーカイブ】
【9月9日配信で取り上げた話題】知っておくべき今週のニュース10/カムチャツカ半島沖地震に伴う津波警報への対応/あんどうりすのアウトドア防災
2025/09/09
-
AIモード検索、日本語で提供=日本時間9日から―米グーグル
【シリコンバレー時事】米グーグルは8日、主力の検索サービスで人工知能(AI)が複雑な質問を判断して回答を生成する「AIモード」の日本語版の提供を日本時間9日から開始すると発表した。英語以外に対応するのは初めてで、インドネシア語や韓国語などでも順次利用できるようにする。
2025/09/09
-
AIなど「戦略R&D」後押しを=国内投資拡大で税制要望―経団連
経団連が2026年度の税制改正要望で、人工知能(AI)などの戦略分野に関する企業の研究開発(R&D)を後押しする税制の拡充を求めることが8日、分かった。日本の潜在成長力の向上には研究開発関連の設備投資拡大が不可欠とみて、税制面で支援を求める。近く正式決定し、公表する。
2025/09/09
-
完全無人走行の農機、開発加速=大手メーカー、法整備見据え
農業機械の自動運転に関する技術開発が進んでいる。農業の担い手不足が深刻となる中、農作業の効率化は喫緊の課題。大手メーカーは遠隔からの監視の下、「完全無人」で走行できるトラクターなどの実用化を急ぐ。
2025/09/07
-
製造業のSCリスクを可視化するクラウドサービス
防災テックスタートアップのSpecteeは、製造業のサプライチェーン(SC)リスクをリアルタイムに可視化するクラウド型サービス『スマートリスク管理』を提供する。既存のサプライチェーン・リスク管理サービス『Spectee SCR』よりも手軽に始められるように「リスク情報の収集」と「サプライチェーンの可視化・管理」の機能に特化したもので、製造業が抱える課題に対応し、サプライチェーン強靭化をサポートする。
2025/09/06
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/09/05
-
理念ギャップのリスクと向き合う
経営理念のメッセージと実際の活動との矛盾が批判の対象になる時代。しかも価値観の違いがあちこちで顕在化し、メッセージ自体が多様な目にさらされています。とはいえ批判を恐れてあいまいな姿勢をとれば、それも「ごまかし」と取られかねません。さまざまな理念のうちDE&Iに焦点をあて、昨今の動きとこれに向き合う企業の活動を紹介します。
2025/09/05
-
チャットGPTに保護者管理=10代の利用で―米オープンAI
【シリコンバレー時事】米オープンAIは3日までに、対話型生成AI(人工知能)「チャットGPT」について、10代の子供が利用する際に保護者が管理できる機能を10月から導入すると発表した。対話型生成AIの利用が広がる中、若年層の保護策を強化する。
2025/09/04
-
次世代半導体開発で企業連合=レゾナックなど27社参画
レゾナック・ホールディングス(HD)は3日、人工知能(AI)向けなど次世代半導体の技術開発に関する企業のコンソーシアム(共同事業体)を新設したと発表した。半導体を最終製品に仕上げる「後工程」で使う中間基板を開発する。レゾナックなど国内外の27社が参加した。
2025/09/03
-
柔軟なアクセス権限設計が可能なCRMソフト
企業と顧客の接点に関するコンサルティングおよびソフトウェアを提供するバーチャレクス・コンサルティングは、あらゆる顧客情報を一元管理できるコールセンター/コンタクトセンターのためのCRMソフトウェア「inspirX(インスピーリ)」の最新バージョン5.9を提供する。新バージョンでは、特に要望の多かった「顧客データの閲覧制御機能」を新たに搭載し、マルチテナント環境での利用を可能にした。また、セキュリティの強化とオペレーターの業務効率向上を両立する多くの機能改善もあわせて実施した。
2025/09/03
-
IT資産のリスク検出から対応まで一貫して支援
NTT東日本は、セキュリティ領域において急速に注目を集めるASM(アタック・サーフェス・マネジメント)の継続的な運用が可能なマネージドソリューション「BizDrive ASM」を提供する。組織のIT資産に潜むセキュリティリスクを自動で可視化し、検出から対応までを一貫して支援することで、客のASM運用の負担を大幅に軽減するもの。
2025/09/03
-
米核融合新興に12社出資=三菱商事やNTT、関電など
三菱商事やNTT、関西電力など国内の企業連合12社は2日、核融合発電技術の開発を進める米新興企業コモンウェルス・フュージョン・システムズ(マサチューセッツ州)に出資したと発表した。国内企業が同社に出資するのは初めてで、建設や運転などの技術的な知見を得て、国内での核融合発電の早期の実用化を目指す。
2025/09/02
-
中澤・木村が斬る!【2025年9月2日配信アーカイブ】
【9月2日配信で取り上げた話題】知っておくべき今週のニュース10/カモ型からタラ型BCPへ/リスクに効く行動経済学
2025/09/02