2025/02/21
防災・危機管理ニュース
北海道から山陰にかけての日本海側では21日も冬型の気圧配置の影響で雪が降り、北陸や東北の一部では大雪になった。気象庁は午前8時35分すぎ、石川県に「顕著な大雪に関する気象情報」を発表し、能登地方南部の平地で大規模な交通障害が起きる恐れがあるとして、警戒を呼び掛けた。
同県宝達志水町では、午前8時までの6時間降雪量が28センチとなった。能登地方には大雪警報も出され、能登半島地震の被災地では損傷した家屋が積雪で倒壊する恐れもあるという。
東北では、秋田県能代市で午前6時までの6時間降雪量が34センチを観測。同県北秋田市では午前9時までの24時間降雪量が51センチに上った。
冬型の気圧配置は23日ごろまで続く見通しで、積雪がさらに増える可能性がある。
〔写真説明〕気象庁=東京都港区
(ニュース提供元:時事通信社)

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