2025/03/05
防災・危機管理ニュース
 岩手県大船渡市の山林火災は5日も延焼が続き、焼失面積は前日から300ヘクタール拡大し、市面積の約9%に当たる約2900ヘクタールとなった。同市では発生以降初めて雨が降っており、盛岡地方気象台によると、同市を含む同県沿岸南部の6日正午までの24時間予想雨量は多い所で40ミリ。
 市は雨が火災に及ぼす影響について、上空から確認ができていないため詳しい状況は分からないとする一方、「延焼を食い止める効果は少なからずあった」とした。
 市はこれまで、少なくとも84棟に被害が出たとみられるとしていたが、上空からの映像や現地調査などを行ったところ、住家や空き家、作業場などを含む78棟の被害を確認したと発表した。
 避難指示の対象は1896世帯4596人に上り、約1200人が避難所に身を寄せているほか、親戚宅などに約3100人が避難している。 
〔写真説明〕山林火災で集落まで火の手が迫る様子を漁港から見守る人たち=3日、岩手県大船渡市
〔写真説明〕山林火災の消火作業に当たる東京消防庁の消防隊員=5日、岩手県大船渡市(東京消防庁提供)
〔写真説明〕山林火災の消火活動に当たる東京消防庁の消防隊員=5日、岩手県大船渡市(東京消防庁提供)
(ニュース提供元:時事通信社)



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