2025/03/07
防災・危機管理ニュース
【ワシントン、エルサレム時事】トランプ米大統領は6日、ホワイトハウスで記者団に対し、パレスチナ自治区ガザで拘束されている人質の解放に向け、イスラム組織ハマスと直接交渉したことを認めた。交渉によって「イスラエルを助けている」と述べ、ハマス側に見返りなどは与えていないと強調した。
ウィトコフ中東担当特使も「ハマスとの協議はここ数日以内に行われた」と説明。自身は出席しなかったという。ボーラー人質問題担当特使が接触したと伝えられているが、ウィトコフ氏は「特使の権限の範囲だ」と語った。
一方、イスラエルのメディアは6日、同国のネタニヤフ首相が米国とハマスの直接交渉に不満を抱いていると報じた。交渉に関する十分な情報を米国から伝えられていなかったと受け止めているという。
〔写真説明〕トランプ米大統領(写真左、EPA時事)とイスラエルのネタニヤフ首相(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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