2025/03/11
防災・危機管理ニュース
政府は11日の閣議で、発電施設などを建て替える際に環境影響評価(アセスメント)の手続きを簡略化することを盛り込んだ関連法改正案を決定した。耐用年数が20~25年とされる風力発電所の更新が今後増加することを念頭に、事業者の負担軽減を図る。再生可能エネルギーの拡大で脱炭素化の促進も目指す。
規模や位置を大きく変更せずに発電所などを建て替える場合、これまで求められていた立地場所の調査や評価を不要とする。一方、現行事業で生じている環境影響と対策を記載した書類の提出を求め、検討が不十分な場合は環境相が意見を述べることができる規定を新たに盛り込んだ。
〔写真説明〕風力発電の風車(資料写真)
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
能登半島地震からまもなく2年
能登半島地震からまもなく2年。災害対応の検証も終盤に入っています。浮上した課題を反映し、災害関連法も変わりました。来年はこれらの内容をふまえた防災・BCPの見直しが加速しそうです。発災直後から被災地を調査し、石川県の初動対応を振り返る検証委員会の委員も務めた金沢大学准教授の青木賢人氏に防災・BCP強化の方向を聞きました。
2025/12/25
-
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/12/23
-
-
-
-
-









※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方