第5回:「副業を名目とした詐欺」に要注意!!
副業詐欺の手口とその対策
警視庁サイバーセキュリティ対策本部
2016年4月、複雑多様化するサイバー空間の脅威に対処することを目的に設置された警視庁の組織。その業務の一つに、都民及び都内に所在する事業者等に対するサイバーセキュリティ対策や広報啓発活動を実施して、都民生活及び社会経済活動の安全・安心を確保するものがある。
2025/04/21
5分でわかるサイバーセキュリティー教室
警視庁サイバーセキュリティ対策本部
2016年4月、複雑多様化するサイバー空間の脅威に対処することを目的に設置された警視庁の組織。その業務の一つに、都民及び都内に所在する事業者等に対するサイバーセキュリティ対策や広報啓発活動を実施して、都民生活及び社会経済活動の安全・安心を確保するものがある。
スキマ時間を使って「スマホで副業ができる」などの広告に応募し、逆にお金をだまし取られる詐欺が急増しています。今回は、そんなSNSの副業を名目とした詐欺の手口とその対策について紹介します。
①SNS広告等から副業サイトへ遷移。
②副業サイト内でメッセージアプリの友達登録をする。
③メッセージアプリで紹介されたタスク(作業)を行う。
④タスク後に様々な口実で銀行口座への振り込みを要求される。
・「いいね」をつけるだけ
・SNS動画を見ているだけ
・動画をスクリーンショットで保存して 送るだけ
・タスクを行うためには事前に参加費用の振り込みが必要です。
・タスクに失敗しています。処理費用が必要になります。
・タスクの報酬を引き出すためには、手数料の振り込みが必要です。
(1)「簡単に稼げる」「必ず儲かる」ことを強調する広告は詐欺の可能性があるので鵜呑みにしないようにしましょう。
(2)相手方に安易に個人情報を開示しないようにしましょう。
(3)お金を稼ぐはずが、振り込みを求められたら、やり取りを中断し、警察や家族に相談しましょう。
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