2025/05/15
定例セミナーダイジェスト
リスクマネジメントを組織文化として
醸成するための取り組み
危機管理塾 4月21日
エイブルホールディングス リスクマネジメント室 室長
樋口達巳氏
魂の入った研修で一人一人のリスクセンスを磨く
危機管理塾は4月21日、東京・千代田区の朝日ビル会議室で開催した。「リスクマネジメントを組織文化として醸成するための取り組み」と題し、エイブルホールディングスリスクマネジメント室室長の樋口達巳氏が、自社の研修・教育活動の意図や使っている資料について発表。その後、参加者のグループワークを行った。
不動産仲介業の同社は、直営店舗とFC加盟店舗を合わせ、全国約800店舗を運営。店長や部課長、加盟店のオーナーなどをリスクマネジメントリーダーと位置付け、リスクセンスを養うための研修を行っている。
エイブル・マネジメント・カレッジ(AMC)と名付けた研修の期間は2年。1年目は基本講座、2年目は専門講座で、基本講座は「学びのきっかけを与えて経営者としての視点・視座を養うことがねらい」という。講義は6月期と9月期に分かれ「6月期が終わると事後課題を与えて成果を確認、9月期はグループディスカッションを行う」とした。
樋口氏はAMCで使用している講義資料を抜粋して紹介。「ハインリッヒの法則」「レヴィンの法則」「ジョハリの窓」といった人間の行動分析・理論も取り入れ「リスクマネジメント視点に立ったコミュニケーション力も養う」と話した。
また、リスクマネジメントは「体制」を実行せしめる「態勢」の確保が必要と指摘。態勢とはリスクとの対峙に必要な「構え」だとして「魂の入った活動が意識変革と行動変容につながる。『一人一人がリスクオーナー』という考えのもと、それぞれがリスクセンスを磨く必要がある」と語った。
・多くの事例やお話、ありがとうございました。今後の活動に役立たせていただきます。
・貴重なお話、参考になりました。
PRO会員(ライトは除く)のアーカイブ視聴はこちら。2025年7月31日まで。
- keyword
- リスクマネジメント
- 気候変動リスク
- SSBJサステナビリティ開示基準
- 防災
- BCP
- 防犯防災総合展2025
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/10/05
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/09/29
-
-
-
操作不要の防水板で水害リスクを低減
全国各地で、豪雨災害が頻発している。2026年8月13日には、千葉県内で記録的な大雨が発生し、大きな浸水被害をもたらした。「命を守る行動」が最優先事項ではあるが、建物の浸水被害も防ぎたい。望ましいのは、人も建物も守れる備えだ。防水板や防水扉の設計製造を行う宇根鉄工所(広島県東広島市)では、人手を介さず水の力で起きあがる浮力起伏式防水板を開発している。代表取締役社長の宇根利典さんに、水害リスクに対する備えを聞いた。
2026/09/28
-
-
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方