2025/05/21
防災・危機管理ニュース
日本政府観光局が21日発表した4月の訪日外国人数(推計値)は、前年同月比28.5%増の390万8900人となった。単月として過去最高だった1月(378万1629人)を大きく上回り、初めて390万人を超えた。
日本各地が桜の開花時期を迎え、訪日需要が急増。イースター休暇と重なったこともあり、中国や香港、米国、オーストラリアを中心とした旅行客が全体を押し上げた。
国・地域別で最も多かったのは中国で、43.4%増の76万5100人。次いで韓国が9.1%増の72万1600人、台湾が16.9%増の53万7600人、米国が43.1%増の32万7500人で続いた。
特に中国からの訪日客が大幅に増えており、秡川直也観光庁長官は記者会見で「中国国内での堅調な訪日需要や、航空便の増便などが好調な理由ではないか」と述べた。
〔写真説明〕神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮に続く参道「段葛(だんかずら)」で、満開を迎えた桜並木=4月8日
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
ゲリラ豪雨を30分前に捕捉 万博会場で実証実験
「ゲリラ豪雨」は不確実性の高い気象現象の代表格。これを正確に捕捉しようという試みが現在、大阪・関西万博の会場で行われています。情報通信研究機構(NICT)、理化学研究所、大阪大学、防災科学技術研究所、Preferred Networks、エムティーアイの6者連携による実証実験。予測システムの仕組みと開発の経緯、実証実験の概要を聞きました。
2025/08/20
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/08/19
-
-
-
-
「自分の安全は自分で」企業に寄り添いサポート
海外赴任者・出張者のインシデントに一企業が単独で対応するのは簡単ではありません。昨今、世界中のネットワークを使って一連の対応を援助するアシスタンスサービスのニーズが急上昇しています。ヨーロッパ・アシスタンス・ジャパンの森紀俊社長に、最近のニーズ変化と今後の展開を聞きました。
2025/08/16
-
-
白山のBCPが企業成長を導く
2024年1月1日に発生した能登半島地震で震度7を観測した石川県志賀町にある株式会社白山の石川工場は、深刻な被害を受けながらも、3カ月で完全復旧を実現した。迅速な対応を支えたのは、人を中心に据える「ヒト・セントリック経営」と、現場に委ねられた判断力、そして、地元建設会社との信頼関係の積み重ねだった。同社は現在、埼玉に新たな工場を建設するなどBCPと経営効率化のさらなる一体化に取り組みはじめている。
2025/08/11






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方