2025/09/11
防災・危機管理ニュース
【シリコンバレー時事】トランプ米大統領に近く、2024年の大統領選で同氏の返り咲きに貢献したとされる保守活動家のチャーリー・カーク氏(31)が10日、銃撃され死亡した。西部ユタ州オレムのユタバレー大学でのイベントで、聴衆の前で討論している最中だった。犯人は逃走を続けており、連邦捜査局(FBI)や地元警察が捜査している。
米メディアによると、10日午後(日本時間11日未明)、大学キャンパスの屋外で講演していたカーク氏が、約180メートル離れた建物の屋上から銃撃された。ユタ州のコックス知事は記者会見で「政治的な暗殺だ」と非難した。
事件発生後、2人の人物がそれぞれ別に地元警察などによって容疑者として拘束されたが、いずれも銃撃とは無関係と分かった。
カーク氏は12年に保守系団体「ターニング・ポイントUSA」を設立した一人。「MAGA(マガ)」と呼ばれるトランプ支持層の中でも特に影響力のある人物と目され、討論を通じてリベラル派を激しく攻撃するスタイルで知られていた。SNSやポッドキャストを通じて若者を中心に強い発信力を持ち、24年の大統領選でも集票に貢献したとされる。
トランプ氏はSNSで国民向けに演説し、「急進左派」がカーク氏を糾弾してきたと主張。「この種の言説がわが国が今日目の当たりにしているテロの直接の原因だ」として、「こうした残虐行為や政治的暴力に加担した者を一人残らず見つけ出す」と強調した。さらに、追悼のため、全米の公共施設などで半旗を掲げるよう指示したほか、11日には文民最高位の「大統領自由勲章」を授与すると発表した。
〔写真説明〕10日、米西部ユタ州オレムのユタバレー大学で、保守活動家のチャーリー・カーク氏が銃撃された後、逃げたり、身をかがめたりする人々(ロイター時事)
〔写真説明〕米保守活動家チャーリー・カーク氏=2024年7月、西部アリゾナ州グレンデール(AFP時事)
〔写真説明〕10日、米西部ユタ州オレムのユタバレー大で、銃撃現場付近に展開する治安要員ら(AFP時事)
〔写真説明〕10日、米西部ユタ州オレムのユタバレー大学で、イベントに参加する保守活動家のチャーリー・カーク氏(中央)(ロイター時事)
(ニュース提供元:時事通信社)




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