国土交通省によると、成田空港発セブ行きのユナイテッド航空32便(ボーイング737―800型)が12日午後7時10分ごろ、関西空港に緊急着陸した。乗客乗員は全員脱出用スライドを使い、機外に脱出した。
 ユナイテッド機は午後5時40分ごろに成田空港を離陸後、飛行中に貨物室の火災を示す計器表示があり、緊急事態を宣言。関西空港に着陸した。同機には乗員7人、乗客135人が乗っており、5人が打撲やすり傷を負った。
 国交省は、事故につながる恐れのある重大インシデントと認定。運輸安全委員会は、航空事故調査官2人を指名した。 

(ニュース提供元:時事通信社)