2025/09/20
防災・危機管理ニュース
【ワシントン時事】トランプ米大統領は19日、高度な専門知識や技能を持つ外国人労働者のビザ(査証)申請の毎年の手数料を現行から大幅に引き上げ10万ドル(約1500万円)とする大統領令に署名した。外国人の就労を事実上制限し、企業に米国人の雇用を優先させることが狙い。米国で働く日本人にも大きな影響を与えそうだ。
トランプ氏はホワイトハウスで記者団に「10万ドルを払いたくなければ、米国人を雇うことだ」と述べた。ラトニック商務長官も「われわれの仕事を奪う人材をこれ以上受け入れるべきではない」と主張した。
対象となるのは「H―1Bビザ」。ITや金融、医療など高度な専門知識を持つ外国人が、米国で一時的に就労するためのビザで、最長6年の滞在が認められている。ロイター通信によると、これまでの費用は数千ドルだった。米国の先端産業は同ビザで入国する外国人に依存しており、今後人材不足に直面する可能性がある。
〔写真説明〕19日、米ホワイトハウスで取材に応じるトランプ大統領(EPA時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

- keyword
- 米国
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/11/05
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/11/04
-
-
-
-
-
-
-
月刊BCPリーダーズ2025年上半期事例集【永久保存版】
リスク対策.comは「月刊BCPリーダーズダイジェスト2025年上半期事例集」を発行しました。防災・BCP、リスクマネジメントに取り組む12社の事例を紹介しています。危機管理の実践イメージをつかむため、また昨今のリスク対策の動向をつかむための情報源としてお役立てください。
2025/10/24
-








※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方