2025/10/30
防災・危機管理ニュース
【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)が2会合連続で0.25%の利下げを決めたのは、雇用情勢の鈍化へ対処するためだ。一方、人工知能(AI)ブームで株式市場は活況を呈し、個人消費も底堅い。景気が過熱すれば、2%の目標を上回るインフレを加速させかねず、金融政策運営は微妙なかじ取りを迫られている。
今月1日から続く米政府機関の一部閉鎖が過去2番目の長さに及ぶ中、9月の雇用統計は発表されていない。しかし、有力な代替とされる民間企業の統計では、同月の非農業部門就業者数は2カ月連続で減少を記録。労働市場の勢い失速がうかがえる。
一方で、AI関連の投資は旺盛だ。ニューヨーク株式相場は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が過去最高値を連日のように更新。株高による資産効果もあり、個人消費は堅調さを保つ。
雇用が鈍化する一方で、経済成長は想定よりも強く、米経済の先行きは読みにくい局面にある。トランプ政権の高関税政策の影響もあって、インフレ率が目標の2%を当面上回って推移する中、FRB内では「利下げ余地は限られている」(高官)との声が根強い。政府閉鎖で重要な指標も入手できない中、慎重な政策運営が求められている。
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/02/17
-
-
-
-
-
今年の夏は大規模停電のリスク大?
今年の夏、東京電力管内を中心に電力不足が懸念されています。需要に対する供給力の余裕を示す「予備率」が1パーセントを切る見通しで、もしそこで突発的な発電所の事故や故障が起きれば予備率はさらに低下、マイナスに陥りかねません。大規模停電のリスクについて、東京電機大学名誉教授の加藤政一氏に聞きました。
2026/02/12
-
-
-
海外危機管理マニュアルの作成が急務
海外に社員を送り出す企業にとって、緊急事態が発生した際の対応体制は必須。どんなに現地に慣れたベテランでも、自分の身を守り切れない事態は起き得ます。ましてや現在は安全保障上の国家対立が深まり、東アジアの緊張も高まっている時代。海外危機管理サービスを手がける安全サポートの有坂錬成代表取締役に、海外進出企業が取り組むべき対策を聞きました。
2026/02/05








※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方