上野賢一郎厚生労働相は2日の閣議後記者会見で、インフルエンザ流行が例年より早く拡大していることを受け、「今後のさらなる流行拡大に備え、医療提供体制の確保や、ワクチンや治療薬の安定供給などに取り組みたい」と述べた。
 11月17~23日の定点医療機関当たりの新規感染者数は51.12人で、過去10年の同時期で最多だった。
 上野氏は「外出後の手洗いやマスクの着用を含むせきエチケットなど、基本的な感染対策を徹底してほしい」と呼び掛けた。 
〔写真説明〕上野賢一郎厚生労働相=10月30日、厚労省

(ニュース提供元:時事通信社)