【ジャカルタ時事】インドネシア国家災害対策庁によると、11月末に西部スマトラ島を襲った豪雨による死者数は6日時点で914人となった。依然として行方不明者は数百人に上る。
 洪水や地滑りにより損壊した家屋は10万戸を超えた。被害が大きかったのは島北部のアチェ州や北スマトラ州などで、一部では交通網が寸断された。政府は軍を投入して空から物資を投下したり、仮設の橋を設置したりして支援を強化している。 
〔写真説明〕6日、インドネシア・スマトラ島の北部アチェ州で泥道を歩く男性(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)