日本取引所グループ(JPX)は9日、企業の開示資料を生成AI(人工知能)で検索できるサービスを開始した。年間15万件にのぼる膨大な開示に対し、検索機能を高度化することで投資家の利便性を高めるのが狙い。
 傘下のJPX総研が同日から「J―LENS」(試作版)の提供を始めた。従来のキーワード検索などと異なり、「配当予想が20%以上増加したもの」といった文章を入力すると、関連性の高い情報が最大10件表示される。AIが抽出した理由も説明される。 
〔写真説明〕東京証券取引所=東京都中央区

(ニュース提供元:時事通信社)