12日午前6時50分ごろ、秋田県北秋田市の秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線の荒瀬―萱草駅間で、「車両が脱線、転覆した」と車両基地の職員から119番があった。
 消防などによると、走行していた1両編成の列車が脱線し、約5メートル下に転落。当時乗客はおらず、50代の男性運転士1人が救助され、顔などにけがをしたが意識はあるという。
 現場付近の線路上には倒木があり、県警が詳しい事故原因を調べている。当時、現場には雪が降っていた。
 運輸安全委員会は同日、鉄道事故調査官2人を現地に派遣した。 

(ニュース提供元:時事通信社)