2025/12/22
防災・危機管理ニュース
環境省は、リチウムイオン電池を使用した製品が原因とみられる発火事故が相次いでいることを受け、全国のごみ処理施設に対し、防火・消火設備の導入を支援する。大規模な火災が起きた施設では、長期間ごみの回収ができなくなったり、復旧に巨額の費用がかかったりするなど、影響が大きいことから対策を強化し、施設の整備を促す方針だ。
支援対象は、自治体から委託を受けた民間のごみ処理施設など。適切に分別されず、廃棄物に紛れたリチウム電池をX線や人工知能(AI)で自動選別する機器や、破砕処理中に発火を感知すると、ベルトコンベヤーを自動で停止し、散水するシステムの購入費用を一部補助する。年明けから公募を始める。
環境省によると、2023年度にリチウム電池が原因とみられるごみ処理施設やごみ収集車での出火・発煙件数は2万件超。品目別で多かったのは、モバイルバッテリー、加熱式たばこ、コードレス掃除機、スマートフォンの順だった。
リチウム電池は小型・軽量で繰り返し充電できることから、身近な電子機器に多く使われる。一方で、高温環境に置かれたり、外部から強い衝撃が加わったりすると発火する危険性が指摘されている。
環境省は今年4月、市町村による分別回収を促す通知を出し、注意を呼び掛けた。ただ、不燃ごみなどに混入されるケースも後を絶たない。
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/06/23
-
W杯に水を差したDAZN契約プラン表示が原因で大炎上
世界最大のスポーツイベントであるサッカーのW杯が6月12日に開幕。日本は1勝1分けで決勝トーナメント進出を大きく引き寄せている。その裏でW杯の視聴契約を巡ってSNSで大炎上していたのが、スポーツコンテンツの配信会社であるDAZNだ。W杯の全試合を視聴できる年間契約プラン表記に問題があり、13日にお詫びを発表した。しかしその対応も反感を買い、炎上は継続。最終的には年間プラン自体を取り下げた。DAZNの何が問題だったのか、消費者問題に詳しい住田 浩史弁護士に聞いた。
2026/06/23
-
-
-
-
企業の副業解禁とコンプライアンス対策を支援
企業の副業解禁の流れが加速している。従業員は本業以外の労働を増やすことで、収入増が見込める。従業員が副業で獲得したスキルで、本業への貢献も期待できる。企業側にとっても、副業は採用活動に活用できる。業務発注から関係を深めてからの転職や採用後のミスマッチを防止する効果がある。一方で、副業の一般化に伴い、同業他社での競業や情報漏えい、ブランド毀損、過重労働など、副業リスクは増加している。フクスケ(東京都千代田区)は、企業の副業制度の運用支援に加え、副業コンプライアンス向上に関するデータを分析し、リスク診断サービスも提供している。代表取締役社長の小林大介さんに、企業の副業解禁がもたらす影響について話を聞いた。
2026/06/12
-
-
-
-








※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方