狭い範囲の地域特性が自然災害の被害を複雑化(写真:Adobe stock)
 

香川大学
IECMS地域強靱化研究センター准教授

 

磯打千雅子


香川大学博士(工学)。2015 年度地区防災計画学会室崎賞(論文賞)を受賞。専門分野は地域防災、BCP、DCP(地域継続計画)、地区防災計画。香川県防災会議委員、国土交通省四国地方整備局四国建設業 BCP 等審査会委員、香川県中小企業BCP優良取組事業所認定制度審査委員、香川地域継続検討協議会委員・事務局、 内閣府地区防災計画アドバイザリーボード委員、地区防災計画学会理事、NPO法人女性技術士の会理事。著書に「地域と企業」など。


2026年注視すべきリスク                     

1位:極端気象
2位:自然災害に対する狭囲地域特性リスク

                                     

企業の課題と対策

引き続き極端気象や地震災害などの自然災害に対する事前対策の強化が求められます。特に近年発生した災害では、狭囲における地域特性が被害を複雑化させています。能登半島地震では、半島といったアクセスが限られる地域特性による被害影響が発生しました。

過去に経験した被害が今後同じように発生するとは限りません。被害は点でとらえず面で把握し、自社の周辺のみならず被災想定エリア全体で、自社への影響リスクを考えてみましょう。南海トラフ地震については、主体別、場面別の被害様相が内閣府ウェブサイトに公開されていますのでぜひ参考にしてください。

参考:最大クラス地震における被害様相の横断的整理
中央防災会議防災対策実行会議南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ)