2026/01/22
防災・危機管理ニュース
現場実装、仕組み化を重視したソリューション
トークセッションの後はレクシスネクシス・ジャパン営業責任者の渡辺貴氏が、同社が「LexisNexis ASONE(アズワン)」のブランドで展開するリーガルソリューションサービスについて説明。「リスク管理」「法令順守」「内部統制」を包含したガバナンス支援をコンセプトに、現場への実装、仕組み化、リソースの有効活用を重視していると強調した。
渡辺氏は前段の議論を受け「2線の法務部門が1線への説明責任を果たし、仕事をやりやすくするサポートの仕組みが必要」と指摘。「例えば、ビジネスに必要な許認可の改定を1線・2線と経営が共有できるフレームワークをつくることでもガバナンスは健全化する。そうした仕組みをサポートしたい」と話した。
そのうえで、業界ごとに必要な許認可の届出を5W1Hでまとめた「業法別要求事項一覧」や、登録した業務規定に関連する法改正の施行タイミングに合わせて影響を通知・モニタリングする「ASONE業務規程コネクト」といったサービスを紹介。「システムを入れて終了ではなく、企業文化としてしっかり根付かせていくことが大切」と述べた。
コンプライアンス活動におけるリスク発見の重要性にも言及。「経営はリスクを可視化し、それが与えるインパクトを認識してコントロールする。現場は可視化されたリスクへの対応を担保すべく取り組む。それらをシステムによって浮かび上がらせ、組織内の誰もが見える状態にする。そうした仕掛けをつくっていきたい」と語った。
レクシスネクシスは米国に本社を置き、法律や規制などの情報プラットフォームと分析ツールを提供し、根拠を持ったビジネスの意思決定を支援している。ミッションは「ルール・オブ・ロー」、すなわち法の支配の推進。公正でオープンな社会の実現を目指している。
日本においては法務・コンプライアンス業務の変革を視野に、単なる情報検索やレポート提供にとどまらず、コンプライアンスリスクの常時監視や運用ガバナンスの定着まで、実務に直結する支援を目標にすえている。
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