2026/02/16
防災・危機管理ニュース
林野庁は、林業に向かないとして利用が進んでいない「天然林」のうち、災害や鳥獣被害の防止、環境保全などに役立たせるために活用する森林の目標面積を設定する方針だ。里山のように、さまざまな機能を持つ森林の位置付けを明確にして、国や自治体による取り組みにつなげる。6月をめどに閣議決定される新たな「森林・林業基本計画」に反映させる。
森林には、木材資源の供給だけでなく、水源や生物多様性の保全、二酸化炭素(CO2)の吸収といった多様な機能がある。近年は、レクリエーションや休息の場所としての価値も見直されており、特に里山のような人間の生活に近いエリアの森林は適切に管理する必要がある。
そこで林野庁は、現在検討している基本計画の改定で、林業に適していないものの、それ以外の面で活用の対象とする森林の目標面積を明示する方針だ。具体的には、元から林業を行っていないか、林業の条件が悪く将来は自然の作用に委ねる森林を「天然林」と区分。その一部を「利活用の対象とする天然林」と位置付ける。
天然林に対し、面積が広く、傾斜も緩やかで、林業に適した森林は「人工林」に分類。多くの人工林が木材として利用する時期に入っており、適切な伐採と植林を後押しする。
〔写真説明〕林野庁が入る中央合同庁舎1号館=東京都千代田区
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
「情シス任せ」「コンサル任せ」では終わる
社会機能の維持に欠かせない業種でサイバーインシデントが相次いでいます。事業停止の影響は一企業のビジネスの域を超えサプライチェーン全体に波及。いまやセキュリティは経営の重要課題です。企業を取り巻くサイバーリスクと求められる対策について、日立ソリューションズの扇健一氏と辻󠄀敦司氏に聞きました。
2026/07/03
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/06/30
-
-
-
W杯に水を差したDAZN契約プラン表示が原因で大炎上
世界最大のスポーツイベントであるサッカーのW杯が6月12日に開幕。日本は1勝1分けで決勝トーナメント進出を大きく引き寄せている。その裏でW杯の視聴契約を巡ってSNSで大炎上していたのが、スポーツコンテンツの配信会社であるDAZNだ。W杯の全試合を視聴できる年間契約プラン表記に問題があり、13日にお詫びを発表した。しかしその対応も反感を買い、炎上は継続。最終的には年間プラン自体を取り下げた。DAZNの何が問題だったのか、消費者問題に詳しい住田 浩史弁護士に聞いた。
2026/06/23
-
-
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方