2026/02/16
防災・危機管理ニュース
大阪・ミナミの繁華街、道頓堀で17歳の少年3人が死傷した事件で、死亡した少年の首に深い切り傷があったことが16日、捜査関係者への取材で分かった。
少年の胸など上半身には複数の刺し傷や切り傷が確認されており、大阪府警は、殺人容疑で逮捕した無職岩崎龍我容疑者(21)に強い殺意があったとみて調べる。
事件は14日深夜に道頓堀のビル1階エントランスで発生。岩崎容疑者は、口論となった少年3人を刃物で襲い、会社員の鎌田隆之亮さんが死亡した。ほか2人も負傷し、うち1人は意識不明の重体という。
捜査関係者らによると、事件前に岩崎容疑者が鎌田さんらの知人の女性に迷惑行為を働いたことがきっかけで、口論になったとみられる。同容疑者は「初めはナイフで威嚇するつもりだったが、向かってきた男の胸付近を突き刺した」と話し、殺意を否定している。
岩崎容疑者は事件現場近くの、若者らが集まる「グリ下」と呼ばれる一帯に出入りしていたという。被害者の少年らも出入りしていたとの情報があり、府警は両者の関係性を調べる。
現場のビルの前には16日、多くの花束やジュース、菓子類が供えられ、鎌田さんの死を悼む人が相次いで訪れた。奈良市の女子高校生(16)は鎌田さんとよくご飯を食べたり出掛けたりしたといい、「明るくて、何でも話を聞いてくれる良い人でした」と目に涙を浮かべながら話した。
〔写真説明〕花束や飲料などが供えられている3人死傷の事件現場付近=16日午前、大阪市中央区
(ニュース提供元:時事通信社)

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