日本とロシアの大学生らによる交流事業が8月に再開される方向となった。新型コロナウイルス禍やロシアのウクライナ侵攻で2019年を最後に中断しており、実現すれば7年ぶり。9月には研究者の派遣も検討している。日本外務省関係者が23日、明らかにした。
 事業は1998年の日ロ首脳合意を受け、翌年に始まった。今回は大学生や大学院生15人ほどを約10日間、北西部のサンクトペテルブルクに派遣し、ロシア語研修や現地大学生との交流を行う計画だ。
 中断が長引く中で日本の学生の訪問・留学ニーズが増したといい、再開に向けて調整に入っていた。外務省関係者は「日ロ関係が厳しい時期だからこそ、現地を知り、ロシア語を学ぶ機会は重要だ」と述べた。 
〔写真説明〕外務省庁舎=2020年4月、東京都千代田区

(ニュース提供元:時事通信社)