3日午後5時55分ごろ、7月の熊本地震で煙突が倒壊した日本製紙八代工場(熊本県八代市)の関係者から「煙突の解体作業中に出火した」と119番があった。煙突付近で火災が発生したが、けが人はなく、県警によると火災は午後9時半前に鎮圧し、延焼の恐れはなくなった。
 県警などによると、火災発生当時は10人が解体作業に携わっていた。焼損した煙突の一部が脱落したが、けが人はいなかった。
 7月28日に起きた地震では、八代市は震度6強の揺れに襲われた。同工場では煙突の倒壊に巻き込まれ、9人が犠牲となった。煙突の一部は8月下旬に撤去が開始された。
 火災発生を受け、日本製紙は「近隣の皆さまには煙や騒音で心配と迷惑をかけ、深くおわびします。原因については調査に全面的に協力する」とのコメントを発表した。 
〔写真説明〕解体中の煙突付近で火災が発生した日本製紙八代工場=3日(住人提供)

(ニュース提供元:時事通信社)