2019/03/26
ニュープロダクツ

WOTA(ウォータ)は災害用シャワーパッケージ「WOTA BOX for Shelter」の販売に注力している。一度使った水を循環し再利用できるシャワーで、災害時の避難所などでの使用を見込んでいる。
水循環装置の「WOTA BOX」以外にシャワーテントや脱衣テント、100リットルの排水タンクや給湯機・タンク、アクセサリ収納ボックスがセット。持ち運んで15分で設営ができ、避難所などで手軽に、プライバシーを保った状態でシャワーを浴びることができる。シャワーでは石けんやシャンプー、リンス、ボディソープも使える。「WOTA」は5段階のフェイルターを備えるほか、水質やフィルターの状態をセンサーで監視。AI(人工知能)で水質管理を行う。100リットルの水だと通常は2人しかシャワーを浴びることができないが、「WOTA BOX」だと100人がシャワーを浴びることができる。
価格はセットで500万円(税別)。2016年の熊本地震や2018年の西日本豪雨、北海道胆振東部地震でも活用され、延べ300人の利用実績があるという。
■詳細はこちら
https://wota.co.jp/wota-box/
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:斯波 祐介
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
GX支援のアイ・グリッド 防災・BCPへの訴求を強化
企業向けグリーン電力供給のアイ・グリッド・ソリューションズは、気象災害の激甚化からレジリエンス対策のニーズが高まるとみて、防災・BCP面の訴求を強める考えです。このほど、エネルギーリスクと独立電源に対する意識を調べるため、全国の経営者にアンケート調査を実施。事業継続に加えて地域貢献への意向が強いことがわかりました。
2023/09/21
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2023年9月19日配信アーカイブ】
【9月19日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:未知のリスクに備える
2023/09/19
-
「回復」から「成長」へ 復旧フェーズを格上げ
フッ素樹脂メーカーのニッキフロンは2019 年の台風19号で本社工場機能の大半を喪失。被害と財源を見極め早期に復旧方針を決めると、主要製造ラインの迅速再開と代替生産で出荷の維持に努めました。一時は大幅に売上を落としたものの、取引先などの応援もあって、1年半後には被災前と同レベルに回復、その後は新たな成長フェーズに入っています。
2023/09/18
-
花王のリスクマネジメント改革
1890年に高級化粧石けん「花王石鹸」を発売してから130年以上にもわたり、家庭で愛用される、洗剤を中心としたさまざまな製品を世に送り出してきた花王株式会社。1999年にリスクマネジメント体制を整備した同社は、2016年にリスクマネジメントの改革に乗り出した。現在は、ERM(全社的リスクマネジメント)を展開し、将来直面するだろう未知のリスクにも対応できる体制を整えている。
2023/09/18
-
-
-
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2023年9月12日配信アーカイブ】
【9月12日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:事前対策と初動が機能したBCP事例
2023/09/12
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方