水循環装置以外に脱衣やシャワーのためのテントなどもセットになっている(出典:WOTAホームページ)

WOTA(ウォータ)は災害用シャワーパッケージ「WOTA BOX for Shelter」の販売に注力している。一度使った水を循環し再利用できるシャワーで、災害時の避難所などでの使用を見込んでいる。

水循環装置の「WOTA BOX」以外にシャワーテントや脱衣テント、100リットルの排水タンクや給湯機・タンク、アクセサリ収納ボックスがセット。持ち運んで15分で設営ができ、避難所などで手軽に、プライバシーを保った状態でシャワーを浴びることができる。シャワーでは石けんやシャンプー、リンス、ボディソープも使える。「WOTA」は5段階のフェイルターを備えるほか、水質やフィルターの状態をセンサーで監視。AI(人工知能)で水質管理を行う。100リットルの水だと通常は2人しかシャワーを浴びることができないが、「WOTA BOX」だと100人がシャワーを浴びることができる。

価格はセットで500万円(税別)。2016年の熊本地震や2018年の西日本豪雨、北海道胆振東部地震でも活用され、延べ300人の利用実績があるという。

■詳細はこちら
https://wota.co.jp/wota-box/

(了)

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リスク対策.com:斯波 祐介