2016/05/20
事例から学ぶ
2000年9月に発生した東海豪雨により、地下鉄駅構内が浸水してしまった名古屋市営地下鉄。1時間の雨量が97mmで、1日の雨量が最大534mmにも達し、名古屋市営地下鉄では、最も深いところで平安通駅が1.7m浸水した記録が残っているという。当時の反省を受け、名古屋市交通局では、現在さまざまな対策を講じている。
名古屋市臨海部の建築物などに関する防災対策を定めた条例に指定された、海に近い駅では防潮扉を設置。また、トンネル内の排水を行っているポンプ所のうち、非常時に備え予備ポンプを設置している個所では、以前は人がポンプまで行って操作しなくてはいけなかった。現在では当時の反省を受け、急激な豪雨などで地下鉄施設が浸水した場合でも、自動で予備ポンプが動くよう運転方法の見直しを行った。
そのほか、現在87ある駅のうち浸水が想定される83駅には止水板を設置。南海トラフ地震による津波も想定し、現在も増強を進めている。
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