ポリCOOKはこうやってポリ袋に材料を入れて温めて作ります

ご飯の水は多め

という事で今回ポリCOOKで作って下さったお料理は3品。

1.パンに牛乳をかけ温めたもの

ちょっと意外だったけど、配給されたパンに一手間加えて食べる方法としてご紹介してくださいました。お子様がいるおうちでは、離乳食になったり、ご年配の方にも食べやすくなるそう。牛乳がなかったら、水でもいけそうだなと思いました。今回、いちごのジャムパンだったのですが、あんパンなどが配られることが多いそうです。

2.スープ2種

⚫︎カレー味のチキンスープ
⚫︎シーチキンのトマトスープ

材料はそれぞれ、
トマトジュース、コンソメ
缶詰のシーチキンor焼き鳥
カレー粉調味料

ちょっとこれ、正直簡単すぎて笑ってしまうんですが、すっごくおいしくて、普段のレシピに加えることに決定しました。

缶詰を使ったお料理といえば、数年前に出演していた番組で、缶詰で新しいおつまみレシピを考案するという企画があり、その時たくさん缶詰を使って料理していたのですが(缶つま本という本も出版されました)この発想なかったなと。

ちなみに、私がたまにやっているスープのレシピはサバ缶をおみそ汁に入れて作るあら汁です。みんなやってるのかな〜?

さて3品目は問題のご飯です。

3.ご飯

米と水をポリ袋に入れ、空気を抜きながらポリ袋の端をきつく縛って30分浸します。その後に鍋に、耐熱皿を1枚敷き、6〜7分目まで水を入れ湯を沸かし、そっと米の入ったポリ袋を入れます。強火で再沸騰後、弱火にして、沸騰を保つ程度に調整し、30分間湯煎します。鍋からポリ袋を取り出し、封を切って中身をほぐしたらできあがりです。

一人分は米60グラムに対し水90グラム。普段ご飯を炊く時よりも水を多めに入れるのがポイントなのでしょうか。懸念していた芯もなく、とてもおいしく炊きあがっていました。

■具体的なレシピはこちら(クックパッド)
https://cookpad.com/recipe/5128851#share_url

そして、おまけのレシピ

切り干し大根と乾燥人参のサラダ

ポリCOOKではなく、こちらは乾物料理です。以前紹介させていただいた、乾物の講座を、多田さんも受けられたようで、ご披露下さいました。

棒寒天と乾燥人参を、果汁100パーセントのオレンジジュースで戻すだけのサラダなのですが、私はまだ家で作ったことがなかったので、改めて見てその簡単さに驚きました。食べてみて、やっぱりこれも普段の料理に加えようと思ってしまうくらいおいしかったです。

今回、耐震施工管理のお仕事をされ、防災備蓄収納プランナー、ポリCOOK認定講師としてもご活躍中の、多田光信さんによる、災害時の在宅避難についての講座を受けました。

災害時の食事の方法の一つとしてのポリCOOKが紹介され、実演が始まると、さながらお料理教室のようになり、一気にアットホームな空気に包まれるのを感じて、食の大切さを学んだ思いでした。

茨城県人会では常総市長からいただいたヘルメットを被って参戦。お隣のブースだった常陸太田市にも防災士がたくさん誕生しているそう!

最近は大雨で、在宅避難ができない場合もあるので、避難所でのすごし方も、今後色々調べていきたいと思います。

(了)