2016/06/21
ニュープロダクツ
システム開発やプロモーション・マーケティングに携わるファーストメディア株式会社(本社:東京都千代田区)は20日、スマートフォン向け防災情報アプリ「全国避難所ガイド」(無料)に、全国の活断層やハザードマップを表示する最新バージョン(Ver.5.6)の提供を開始した。
防災情報「全国避難所ガイド」は、全国の自治体が定めた災害時の避難所や避難場所を約13万件収録し、現在地周辺の避難所を検索して、道順をルート案内する災害時用ナビゲーションアプリ。
今回のバージョンアップでは、全国の活断層や、土砂災害警戒区域・浸水想定区域のハザードマップ情報をスマートフォンアプリに表示し、現在地の危険性を確認することができる。
今後、ハザードマップの情報は、各自治体から最新情報の提供を受けて随時更新し、土砂災害警戒区域や浸水想定区域以外のハザードマップ情報も順次掲載していく。
『全国避難所ガイド』(Ver.5.6)iPhone版/Android版 概要
【収録データ】
・全国避難所データベース 約13万件(データベースは随時更新)
・全国の避難所、広域避難場所、地域避難場所、一時避難場所、帰宅困難者一時滞在施設、津波避難施設、給水拠点、医療機関等
・全国の活断層、土砂災害警戒区域、浸水想定区域
【主な機能】
<避難所検索>
・アプリ起動と同時に現在地周辺の避難所を検索、標高表示
・検索された地域に発表されている防災情報を表示
・検索した避難所までの、徒歩および車でのルート案内を表示
・ARカメラ機能・コンパス機能による、避難所方向および自宅の方向を表示
<ハザードマップ表示>
・全国の活断層(活動セグメント)、土砂災害警戒区域、浸水想定区域
<安否登録・安否確認>
・現在地および避難所から、Googleパーソンファインダーに安否登録・検索
・災害用伝言板(web171)、J-anpi安否情報まとめて検索から安否情報検索
<防災情報>
・Lアラート情報(災害情報共有システム)の表示・プッシュ通知
・避難勧告・避難指示、国民保護情報、気象警報・注意報、地震情報、津波情報、火山情報等の表示
・Twitterライフラインアカウントの表示
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
-
ゲリラ豪雨を30分前に捕捉 万博会場で実証実験
「ゲリラ豪雨」は不確実性の高い気象現象の代表格。これを正確に捕捉しようという試みが現在、大阪・関西万博の会場で行われています。情報通信研究機構(NICT)、理化学研究所、大阪大学、防災科学技術研究所、Preferred Networks、エムティーアイの6者連携による実証実験。予測システムの仕組みと開発の経緯、実証実験の概要を聞きました。
2025/08/20
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/08/19
-
-
-
-
「自分の安全は自分で」企業に寄り添いサポート
海外赴任者・出張者のインシデントに一企業が単独で対応するのは簡単ではありません。昨今、世界中のネットワークを使って一連の対応を援助するアシスタンスサービスのニーズが急上昇しています。ヨーロッパ・アシスタンス・ジャパンの森紀俊社長に、最近のニーズ変化と今後の展開を聞きました。
2025/08/16
-
-
白山のBCPが企業成長を導く
2024年1月1日に発生した能登半島地震で震度7を観測した石川県志賀町にある株式会社白山の石川工場は、深刻な被害を受けながらも、3カ月で完全復旧を実現した。迅速な対応を支えたのは、人を中心に据える「ヒト・セントリック経営」と、現場に委ねられた判断力、そして、地元建設会社との信頼関係の積み重ねだった。同社は現在、埼玉に新たな工場を建設するなどBCPと経営効率化のさらなる一体化に取り組みはじめている。
2025/08/11
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方