2019/11/12
本気で実践する災害食
驚きの技! 災害時の食を多様化するコツ
作り方(2019年10月13日作成、室温20度)
1)カロリーメイト・フルーツ味10ブロック200グラム(1ブロック20グラム)をボウル(中)に入れる。
2)1)にイオンウオーター200ミリリットルと、同量の水(清涼飲料水)を加える。
3)約30分間放置後、杓子かスプーン(手近にあるもの何でもよい)で混ぜると、すぐにほぐれて滑らかになる(流動状態)。
4)小さなケース10個に(図のように)分ける(1つ約40グラム)。
5)その上に好みの食品を乗せていく。分量は好みの量にする。
固形のブロックを流動状態にすることが独創の始まりです。固いな、と感じられるクラッカー、乾パンなども、液体をかけて放置しておくと勝手に溶けて流動状態になります。そのとき水をかけると、元の味が薄まってしまい商品本来の持ち味が損なわれるので、ただの水以外のものを使うのが工夫のしどころです。
こうした工夫は高齢者食、介護食、幼児の離乳食にも最適です。溶く液体はポカリスエット、イオンウオーターなどの他に、ミルク、ジュース類、などにするとよいでしょう。
とりわけポカリスエット、イオンウオーターは体液に近いイオンバランスなので、水分・電解質を体内に素早く吸収し、体を元気づける健康飲料といえます。
今回は実験なのでカロリーメイト20本を一緒にしましたが、小さな容器で1本ずつするといいと思います。
目先を変えて独自の味を発見し楽しむことができたら、ぜひ教えてください。
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月23日配信アーカイブ】
【4月23日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:南海トラフ地震臨時情報を想定した訓練手法
2024/04/23
-
-
2023年防災・BCP・リスクマネジメント事例集【永久保存版】
リスク対策.comは、PDF媒体「月刊BCPリーダーズ」2023年1月号~12月号に掲載した企業事例記事を抜粋し、テーマ別にまとめました。合計16社の取り組みを読むことができます。さまざまな業種・規模の企業事例は、防災・BCP、リスクマネジメントの実践イメージをつかむうえで有効。自社の学びや振り返り、改善にお役立てください。
2024/04/22
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月16日配信アーカイブ】
【4月16日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:熊本地震におけるBCP
2024/04/16
-
調達先の分散化で製造停止を回避
2018年の西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町。オフィス家具を製造するホリグチは真備町内でも高台に立地するため、工場と事務所は無事だった。しかし通信と物流がストップ。事業を続けるため工夫を重ねた。その後、被災経験から保険を見直し、調達先も分散化。おかげで2023年5月には調達先で事故が起き仕入れがストップするも、代替先からの仕入れで解決した。
2024/04/16
-
工場が吹き飛ぶ爆発被害からの再起動
2018年の西日本豪雨で隣接するアルミ工場が爆発し、施設の一部が吹き飛ぶなど壊滅的な被害を受けた川上鉄工所。新たな設備の調達に苦労するも、8カ月後に工場の再稼働を果たす。その後、BCPの策定に取り組んだ。事業継続で最大の障害は金属の加温設備。浸水したら工場はストップする。同社は対策に動き出している。
2024/04/15
-
動きやすい対策本部のディテールを随所に
1971年にから、、50年以上にわたり首都圏の流通を支えてきた東京流通センター。物流の要としての機能だけではなく、オフィスビルやイベントホールも備える。2017年、2023年には免震装置を導入した最新の物流ビルを竣工。同社は防災対策だけではなく、BCMにも力を入れている。
2024/04/12
-
民間企業の強みを発揮し3日でアプリ開発
1月7日、SAPジャパンに能登半島地震の災害支援の依頼が届いた。石川県庁が避難所の状況を把握するため、最前線で活動していた自衛隊やDMAT(災害派遣医療チーム)の持つ避難所データを統合する依頼だった。状況が切迫するなか、同社は3日でアプリケーションを開発した。
2024/04/11
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方